内容説明
「日本の憲法で戦争をしないと宣言してるのに、なぜ自衛隊があるの?」「自衛隊は世界でどれくらい強いの?」「アメリカは、なぜ日本に基地を置いているの?」「アメリカは、ほかの国から日本が攻撃されたとき守ってくれるの?」「中国の船が日本の船を攻撃してるけど、戦争にならないの?」「これから日本国憲法が変わったら、戦争が起きるの?」……。オトナだって答えられない、国防の基本の“キ”、すべて教えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にく9
24
自衛隊の戦闘力を数値で示していて興味深く読んでみたら、オスプレイ、普天間ときて後半はただの政権批判本になってた。子供向けに大人が個人の主義主張ってのはどうかな。2018/08/11
馨
24
なんだこりゃー。表紙の少年のセリフからナメているな(笑)。みなさんのレビューを読んである程度覚悟して読んだけど、安倍政権批判が凄い。自衛隊の発端の警察予備隊のころからの生い立ちも書かれているので知らない人にはそこそこ勉強になりますかね。自衛官は安保法案も憲法改正も、政権がどう転んでも純粋に命令があれば任務をこなしているだけだと思います。尊敬しています!2015/09/12
みっちぃ
14
自衛隊の成り立ちと意義が分かる本。問題点も浮き彫りになっていると思う。安保法案に関わる部分の記述もあるし、過去のPKOで「やってはならない」ことを自衛隊にさせた、あまり報道されなかった部分にも切り込んでいる。自衛官の国防への高い志はすばらしいし、ありがたいと思うけど、戦地に行かせてはいけないと思う。2015/07/19
Mao
9
自衛隊がどうやってでき、どう変化してきたのか解り易い。 自衛隊はレスキューに特化してほしいなあ2015/09/11
がんぞ
7
「平和」憲法絶対視。「アメリカは‥強い影響力‥戦争放棄の条文を盛り込むように求め」命令だろ、’46年時点で白人支配に挑戦しないように。言論統制も行い欺瞞し天皇保全を餌に脅迫した限界状況つまり現憲法は『国民主権』に背馳する!憲法を補完する日米安保条約に「すべての国は集団的自衛権を持つ」と明記されている。戦後50年にNHKが訪ねた原案者達も「まだ改正してなかったのか」と驚いた。日本が「私は善良です」と自ら手を縛っても侵略側が遠慮するはずもなく、侵略行為への対応を遅らせたいのは「それで有利になる側」中国韓国か?2016/05/22