配線略図で広がる鉄の世界［第2版］

著者名：井上孝司【著】

秀和システム（2014/10発売）

• ISBN：9784798037530

内容説明

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複雑に絡みあった鉄道駅構内の線路接続と、周辺施設の配置を簡潔に記述する鉄道配線略図の入門書です。「こういう配線になっていると、こういうメリット・デメリットがあり、運転にはこのような影響がある」という話に重点をおき、配線略図の読み方と、自分で略図を描くために必要な知識や技法をわかりやすく解説します。第2版になる本書では、空から見た配線写真と配線略図を新たに収録するだけでなく、第1版の解説・配線図をすべて見直し、小竹向原駅や京急蒲田駅、調布駅など改良工事があった配線情報をアップデートしました。また、Excelを使って配線略図を自分で作図するノウハウと、Excelテンプレートのダウンロードサービス付きです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[WATA]

鉄道の線路配線についての本。単線・複線・複々線といった言葉くらいは知っていたが、そこに途中駅での折り返し運転、急行の追い越し待ち、他の路線との分岐・交差・直通運転といった要素が絡んでくると、この本１冊では紹介しきれないほどの配線パターンが発生することにビックリ。一般向けとしてはちょっとマニアックな内容だが、私のように「シムシティ」や「A列車で行こう」といった「街作りゲー」にハマったことのある人なら、鉄道知識がなくても楽しめる。

2014/03/25

[Junichi Kitazawa]

配線好き（線路が分かれたり収束したりするのを見てるだけで幸せ）な僕としては非常にすばらしい本。 これを読んでから電車に乗れば、いつも見ている風景が実に味わい深い宝箱になると思うのだ。

2014/04/03

[Jun-Ichi Sagara]

私は「鉄」ではないのだが、「鉄」の人の世界を見てみようと読んでみた。第一章の「配線略図を書いてみよう」あたりでもうお腹いっぱい。その後、延々と続く様々な配線図を眺め続け、最終章「お家の事情に影響された配線の例」の、カルトクイズにでてきそうな配線例とその理由で（少しだけ）盛り上がって読了。どうやら私は配線略図マニアにはなれそうもない。

2013/05/26