走馬灯の夜

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¥1,540
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走馬灯の夜

  • ISBN:9784087745771

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内容説明

昭和恋々たる書き下ろしの小説もしくは随筆集である
 集英社の「すばる」の巻頭に掲載された
 同社から単行本にもなっている
 世に出る二十年前から書こうと温めていた題材である
 表紙は風船画伯こと浜野孝典画伯にお願いした
 昭和三十年代の大阪の場末の町と少年を描く
 これほどいろんな資料を渉猟して書いたのは初めてである
 初の電子書籍化
 昭和が懐かしい諸賢にはオススメである
 俳句で章立てして読みやすいように工夫してある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

15
挫折。山猫さんのお薦めの寒川猫持だったけど、ちょっと合わなかった。2025/02/04

烏骨鶏

1
なんとなく手に取ったが、大阪の昭和の子供時代を回想するお話で、懐かしかった。私は当時関西とは無縁だったが、出てくるあれこれが、同じ時代を感じさせる。当時大阪や東京は夢の中にでもあるような別世界だったけど、一緒の時代を一緒に生きてきた沢山の人達が今もここに生きているんだなと感じた。2021/08/29

てまり

0
ひと世代年上の方なので、重なり合わない部分もあったが、懐かしいアイテムに思わず自分の子どもの頃を思い出したりした。季節の風物や職人が姿を消してしまったことで、確かに季節感は薄くなった。けれどいつの時代も、子どもはどんなことの中にでも遊びを見つけ、季節を感じ取るものだと思う。 2007/09/21

ミメイ

0
昭和30年代の大阪。小学校にあがる前の少年の目から見た景色と、それを詠んだ歌句。内容紹介には「初の歌詠み小説」とあったけれど、どちらかというとエッセイという感じ。でもそれだけに親しみやすく、誰にも覚えのある子どもならではの感覚を懐かしく思い出す。歌句がもっと挟まれていても良かったかも。2009/04/27

黒とかげ

0
うーん。短歌と短編小説を組み合わせる挑戦は買うが、肝心の短編小説の出来が良くない。説明ばかりで感情移入しずらいなぁ。2020/01/11

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