掟上今日子の備忘録(単行本版)

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掟上今日子の備忘録(単行本版)

  • 著者名:西尾維新【文】/VOFAN【絵】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 講談社(2014/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062192026

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内容説明

掟上今日子――またの名を、忘却探偵。すべてを一日で忘れてしまう彼女は、事件を(ほぼ)即日解決!あらゆる事件に巻き込まれ、常に犯人として疑われてしまう不遇の青年・隠館厄介(かくしだてやくすけ)は今日も叫ぶ。「探偵を呼ばせてください――!!」スピーディーな展開と、忘却の儚さ。果たして今日子さんは、事件の概要を忘れてしまう前に解決することができるのか? (同一内容の講談社文庫版も配信中)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

613
西尾維新の本で、伝説シリーズ以外の著作を初めて読みました。想像していたより可なり真面でミステリーとして成立しています。他のミステリー作家は絶対書かないストーリーは結構楽しめました。シリーズ化が見えているようなので次回作には更に期待したいと思います。因みに西尾維新の現時点での最高傑作はどの作品でしょうか?2014/12/04

へくとぱすかる

384
初・西尾維新作品。第1話のインパクトがすごくて、すんなりと物語の世界に入れた。おもしろくて一気読み。1日しか記憶を保持できない探偵という設定が、見事に生きていて、基本的に失せ物探しの物語なのにスリリング。典型的な巻き込まれ型人物の「僕」、隠館厄介(すごい名前)は、4話・5話でついに……。「人の死なないミステリ」でも高テンション。不運続きの隠館さんにも、いつかはいいことがやってくるよね。2019/12/11

徒花

378
すごく久しぶりに読んだ西尾維新。文章のテイストが驚くほど変わっていなかった。登場人物の名前の付け方も相変わらず。記憶が一日しか保てないがゆえにどんな依頼も基本的に一日で解決してしまう「最速探偵」掟上今日子と、なぜいつも事件に巻き込まれて犯人扱いされる男の物語。とはいえ、主人公・厄介くんもただの一般人というわけでもなさそうで、自分の体質上、いろいろな名探偵とパイプ役があり、のちのち彼らが登場してきそうな雰囲気がある。相変わらず西尾センセは絶妙なところで「引き」を作るのがうまい。続編が読みたくなるいっさつ。2017/08/21

射手座の天使あきちゃん

374
表紙のイラスト、どう見ても「ガッキー」とイメージ合わないですけど… <(^_^; 遅ればせながら読んでみました。感想は失笑❕(笑) 隠館厄介(かくしだてと言う苗字はあるかも…だけど子供に「やっかい」と名付ける親はいないと思うな(笑))に掟上今日子と置手紙探偵事務所(無理やりの「おきてがみ」語呂合わせですよね❕) この辺りの遊び心は流石は西尾さん、素敵です(笑) 2018/05/25

zero1

372
1日しか記憶が保てない探偵の今日子。当日に受けた依頼をその日のうちに解決する【最速】が売り。研究所の産業データ紛失や100万円を取り戻すのに1億円出す脅迫の話など今までにない推理物。急死した作家の原稿を探し、自殺でない証明をする。徹夜で100冊読むとか無理があるけど軽く読め人気あり。推理小説と言うよりラノベ。忘却は「博士の愛した数式」の80分記憶を思い出す。新垣結衣の主演で15年にドラマ化。秘密保持は絶対だが、経験値が上がらない探偵は成り立つ?シリーズ化しているが先をすぐに読みたいとは思わない。2019/12/24

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