内容説明
日本初Twitter(ツイッター)小説誕生!
たった3カ月で投稿10000作品突破!
急速に広がるtwitterから、ついに21世紀のブンガク誕生。
人気作家10人が140字のストーリーに挑む!
内藤みか、安達瑶、新城カズマ、小林正親、渡辺やよい、吉井春樹、泉忠司、黒崎薫、枡野浩一、円城塔(収録順)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
51
『140文字。原稿用紙3分の1弱。文庫本3行と少し。スマートフォンの画面7行位。短歌4首と俳句1首(1字足らず)。短い歌の歌詞一曲。音読30秒。好き嫌い70回ずつ。愛しているも28回。さよならは35回。貴方をどれだけ好きかを伝えるには短すぎて、私の一生を書き表すのにはちょっと長すぎる』という140文字の感想を思いつきました。twitterあまり表現手段として考えなかったけど、こういう使い方もあるんだなあ。レスも拡散も早いというのが一番新鮮な所。RTというのでしたっけ?枡野さんと、源氏物語のが大変好みでした2014/05/10
白パラガス
28
どれだけ忙しくても、たった140字なら読める。そう思って、人気作家10名が書いた「140字の物語」を読んでみる。毎日絶えることなく、世界中から投稿されるツイッターのつぶやき。私の知らないどこかで、今も誰かの物語が生まれている。こうして生まれたミニチュア文学は、いま私の元に届いた。←ここまで140字!2019/12/07
いちろく
22
ゼロ年代後半、日本のTwitter黎明期の頃に誕生したTwitter小説を題材にした内容。このタイプの本は手に取る事は少ないのですが、作家陣を見て思わずページを捲ってしまった。 この本の刊行は2009年、今では大きな文学賞を受賞したり各ジャンルで活躍している人のデビュー間もない頃の内容が読めたりと、興味深い。何より、140文字でキチンと物語が成立しているのである。読む前後でかなり印象が変わった一冊。余談ですが、この本によると日本で初めてTwitterに小説を投稿したプロの作家は円城塔だそう。2022/05/01
TANGO
21
図書館本。140文字で、様々なジャンルの小説。いろいろとその後やその背景が気になるものもあった。Twitterで何が出来るか、に対してのひとつのアイデア。それぞれのつぶやきは、それぞれの長さに関わらず、ドラマを内包してるので、そのままでも面白さがあると思ったけど、暇潰しにはもってこい。2013/09/11
Saki.M
7
Twitter小説の存在自体は知っていたが、読むのは初めてだった。 漢字3文字で物語を綴ったり連歌のように誰かが書いた物語への返事を書いたり、共有の形を変わりながらも、文章の楽しみ方は変わらないのかもしれないと思った。2020/10/19
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