内容説明
正当防衛で兄を殺した女を、自らの作品の中で告発する女
推理作家の庄司桐子は、テレビの画面に現れた女の顔を見て愕然とする。偶然、店に押し入った連続殺人犯を説得して自首させた、早坂志歩美。彼女こそ、十年前、桐子の兄を殺害しながらも、現場の状況から正当防衛とみなされ、不起訴となった女だった。兄の無実を信じ続ける桐子は、十年前の事件の真相を、自らの作品で告発しようとするが…。女同士の息づまる対決を多重構造で描く長編ミステリー。
●新津きよみ(にいつ・きよみ)
1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
-
- 電子書籍
- パチスロ必勝ガイド 2024年06月号
-
- 電子書籍
- BE-PAL (ビーパル) 2024年…
-
- 電子書籍
- 魔女と暮らす迷いの森 連載版 第1話 …
-
- 電子書籍
- 旅の勇者は宿屋の息子を逃がさない【分冊…
-
- 電子書籍
- せんだいタウン情報S-style - …



