内容説明
ひと月の期限の間に、皇子と契りを交わした姫を我が国の皇太子妃とする。大国水嘩の王子の花嫁選定の議に招かれた小国の皇女・芹。使者の青年・瑛と水嘩へ向かう道中、自分を護ってくれた彼に惹かれてしまう。切ない気持ちで王宮で過ごすが、ある事件を巡って言い争いになった彼に押し倒され、純潔を奪われて…!?もう皇子の花嫁にはなれない、でも理由を話せば瑛が厳罰に。悩む芹に「心配はいらない」と宣言する瑛。そして一向に姿を現さない皇子の正体は…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜雨
11
前向きで芯の強いヒロインと、ヘタレなヒーロー。二人の視点で交互に語られるので心情が分かりやすい。ていうか、すれ違い原因が全部ヒーローのせいというのも珍しい気が。とても面白かった。サブタイトルだけは意味不明ですが。剣の皇女とか呼ばれてなかったし、剣振ってたのも訓練場の手合わせだけだったし。2015/04/20
ばにー
5
【TL】【女性】芹(皇女)【男性】瑛・瑛水(皇子)【自分的総評】珍しく男側がグズグズ思考。身分を偽っていながら一国の皇女を押し倒し、そこからのヘタレループが女々しい、それ犯罪だから腹括れと叫びたい。この2人の結婚生活は絶対に尻に敷かれるよね。中身は王道、前半にはこうなるだろうと推測できるけど、流れが良かったから面白く読めた。2013/12/20
リンクス
3
内容は好きなんだけど、サブタイトルいらない。というか花嫁試験なんてあった?2015/04/28
あ め
3
絵師さんが好きで購入。ヒロインが聖人過ぎるけれども個人的には高感度大。ストーリーも丁寧に描かれているけれど、安心の一冊完結なのでさらっと読むのによかった!無駄にエロシーンばかりよりラストは、本当に愛し合ってるなーという温かい気持ちで読了。おそらく、TL好きより角川ビーンズや、コバルト派向きな気がする2014/08/19
ろびん
2
福袋の中に入っていた本だったので、びっくりしました……こういう本は読んだ事が無かったので……。女性向けってこんななんですねー……2016/03/03