内容説明
ラノベ大賞優秀賞&読者賞W受賞作!!
巴煬(はよう)はかつての敵国・大燕で武将として戦功を挙げ、報賞に大燕王の娘・琳玲(りんれい)を娶ることになった。だが琳玲はいっぷう変わった少女で、人語を解する謎の巨大犬・阿仙(あせん)だけを連れて、ひとりで嫁入りしてくる始末。
初夜に一波乱あったものの、ふたりは微妙な距離を取りつつ微妙な新婚生活を始める。実は琳玲は、白き神竜の加護があるとされる特別な公主だったが…!?
第8回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞&読者賞W受賞作の歴史ロマンス、堂々のデビュー!!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今夜は眠れない
11
あまり期待しないで読み始めたら、これが・・・結構面白い‼️イッキ読み。 結末がちょっと甘いかな。 続編が欲しい。2016/04/01
サラ
9
新人さんとは思えないほど読みやすく、面白かった!イラストレーターが同じなのでホワイトハートの花嫁シリーズを読んでいるみたいだったけど、こちらのほうがラノベっぽい少し砕けた文章。主人公の琳玲にすごく好感が持てることが読みやすさの一因だと思う。子どもらしい天真爛漫さと公主(特別製)としての聡明さのバランスがいい。夫となった巴煬もクールと見せかけて情に弱いところがいいし、だんだん琳怜に迫っていくところが男らしくて素敵。藍爺や晶葉などの家人もみんないい人だし、阿仙のチートっぷりもいい。続編でないかなぁ。2014/05/29
紅羽
8
政略結婚モノ…かな。とても読みやすくて後味の良い読後感でした。天然で快活な琳玲と冷静沈着な巴煬の掛け合いも微笑ましいです。それにしてもワンちゃん…阿仙が有能というかあらゆる危機に万能過ぎますね(笑)琳玲のピンチに駆け付けて活躍してくれたのは旦那さまより多かったかも。2014/05/30
のんたん
6
表紙からは、もっと子どもっぽい話かとも危惧したが、結構大人にも読み応えのあるストーリーだった。謀略や政治、血縁の縛りや恋愛感情、滅ぼした側と滅ぼされた側、ちょっぴりファンタジー要素と色々入り混じって、物語を織りなしていた。素材的にはもっと壮大な物語にもなりうるだろうけれど、レーベル的にはこれが適度なさじ加減なのかも。続き希望‼︎2014/10/06
凍矢
6
イラストから手に取った1冊です。内容はすこし難しいかな?と思った自分に、蹴りを入れたいですね。読み始めると止まらない作品でした。中華風fantasyですね。すれ違いの二人にならないでほしいなー。2014/06/26