暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

  • ISBN:9784062578660

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内容説明

21世紀の「金融イノベーション」がはじまった! 「国家の後ろ盾がある法定通貨」は、完全無欠ではない。暗号通貨は、「欠点だらけの現行通貨」を革新する可能性を秘めている。暗号がなぜ、おカネになるのか? 電子マネーやクレジットカードとどうちがうのか? 偽造される心配はないのか? ビットコインの背後に潜む数学や暗号技術と、経済へのインパクトをくわしく語る。(ブルーバックス・2014年5月刊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

118
ビットコインを本気で日本にも普及させようとしています。特にカード会社管轄の経産省が熱心でしたが、ここにきて銀行があまり積極的でないのを見て金融庁も方針を積極策に変えようとしています。それで私も結構ビットコインには興味を持っていましたが、業界紙以外はあまりいい本が見つかりません。ということでブルーバックスですが読んでみることにしました。もう少し技術的な話が出てくると期待したのですが、あまり出てきませんでした。貨幣を中心とした金融論的な位置づけです。もう少し探さないとだめですね。ブロックチェーンを知りたい。2015/12/24

harass

66
題名だけで借りる。仮想通貨ビットコインの仕組みよりも、通貨とは、貨幣とは、既存の通貨体制などの歴史と問題点を語っている本だった。経済学や国際経済や金融学などで、マスコミの先入観を批判しつつ、既存の通貨の問題(実は国が担保する通貨の信用性は意外と完璧ではない)またはグローバル化した経済とネットでの決済方法に時代遅れ感がある現状とそれらを凌駕する可能性がある仮想通貨を冷静に論ずるのはさすがのブルーバックスだと感じた。ちょっとは経済学の知識があると読みやすいかも。2018/04/10

WATA

64
「ビットコインのからくり」というタイトルから、ビットコインの偽造防止の仕組みをしっかりと説明してくれる本かと期待したが、そういった内容は全体の2割程度。しかも概念的な説明のみ。「暗号化」「ハッシュ」「ブロックチェーン」といった技術がビットコイン使われていることは分かったが、個人的にはちょっと物足りない。一方で、残りの8割を占める「通貨とはなにか?」「ビットコインが普及したら世の中がどう変わるか?」といった貨幣論の話は意外と面白かった。将来、国際決済の大部分がビットコイン建てになる日がくるかも?2014/07/19

Willie the Wildcat

41
”信用”の担保と、受容の基準。現金vs.電子。”マイニング”に垣間見るインフレ抑制の仕組み。既存の通貨制度への提言。「ペンVS.剣」は若干腹に落ちないが、将来の4つのシナリオでは、確かに#1が現実的かもしれない。一方、マウントゴックスの破綻は、確かに暗号等の技術の問題ではなくビットコイン取扱い企業の問題。結果、(法規制ではなく)確かに法整備の必要性は同感。但し、日進月歩の現代では、常に技術面でもリスクは付き物であると理解すべきと感じる。2014/06/25

青色夜ふかし

37
ビットコインを題材に経済・金融と情報技術革新の関わりが噛み砕いて説明された分かりやすい内容。ITC分野を得意とするフリージャーナリスト西田宗千佳とエコノミストの吉本佳生の対談コラムも非常に面白い。ビットコインは通貨になり得ることが書かれている。そもそも通貨自体、実態を追認する形で国に定義づけされているという部分も驚いた。◉BTCは現実に、投機の対象として世界から注目。日本政府も〜モノ〜として取引を承認。一方で、取引は認めるが、通貨や金融資産としては認めない。国家も自国に利益があると考えている。なぜか。2018/04/08

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