内容説明
甘えベタな天才少女に訪れた甘い学園生活!
優秀すぎる頭脳のせいで親から魔物の子と呼ばれ、家を追い出されたミーラン。北の離島にあるイデア学園で生徒候補生として暮らし始めるが、ここでも周囲になじめず、ひとり書庫に閉じこもるように。満足な食事もとらず倒れてしまったミーランを救ったのは同じ候補生のオットー。優しい兄のようにベッドで添い寝してくれるオットーに、ミーランの胸はドキドキが止められなくなって!? とろける甘さの学園ラブリー・ファンタジー!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミホ
42
暗黒な館の不穏さに負けたので手に取った甘味本。以前に読んだ『王の守護者の秘密の婚約』の外伝のような位置づけらしく、少し登場人物が被ると聞き手元へ。とんでも激甘だった。むっかし読んだ、砂吐く甘さとか言ってた別作品にちょっと近かったくらいとんでも甘々でした。ちゃんと裏表紙なあらすじにもとろける甘さと書いてありましたね、見落としです、間違いないです。変わり者扱いのヒロインを守りたいヒーローの話です、ホントごちそうさまです。これ以上に何を述べたらいいのか。2017/05/19
ダージリン
36
ドラマティックな展開がひかえめなので、なかなか無自覚なヒロインと過保護なヒーローのイチャイチャ未満が繰り広げられ、甘々でした(笑)。受験のために共同生活をしてふたりを見守っていた「掃き溜め」の皆様、お疲れ様でした(笑)。このあとの話もあるようなので、また読みたいです!2015/09/27
ぐっち
35
安定の宇津田ラブコメ、今回は発明家と医者の卵のほんわかいちゃいちゃです。ミーランは発明家というより爆発魔な気もするけどまあいいか。オットーは死角なしの完璧メガネ男子で大好き。はきだめメンバーもいい味ですね。続けてエールの話へ。2015/10/17
のんたん
21
『王の守護者~』から絵師さんが変わったのね~。高星さんのイラストは綺麗だから大好き。ミーランがひどい生い立ちゆえに不器用で幼くてかわいらしかった。オットーの素顔が分かったとたんに、手のひらを返す女たちが不愉快。オットーの世話好きで、細やかな優しさが素敵。エールの若いころのちょっと恥ずかしい言動も天然で可愛い。『王の守護者』では名前が出てこなかった、お茶をプレゼントしてくれた友人って、オットーなのかな~。オットーは3年後、ミーランとどんな関係なのかな~、学園生活の様子も含めて続きを読みたいな。2015/02/03
幸音
19
前作「王の守護者の秘密の婚約」スピンオフ。イデア学園入試前の物語。愛され下手な美少女発明家ミーランと、優しくて穏やかな医学者志望オットー。前作より糖度倍増で、ミーランが人間らしくなって、抱く感情が何か分からず戸惑う描写が可愛らしくて好み。ミーランに対するオットーの甘やかしと好意の駄々漏れと天然たらしが絶妙なバランス!美麗イラスト(特にp125)に悶え、p127の連携にはまさかのサヴァーまでwサヴァーのつっこみや行動が、キャラ紹介の印象と違うから面白い。日常パートも甘々な雰囲気たっぷりで終始にやにやした。2014/03/30
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