日銀はいつからスーパーマンになったのか

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日銀はいつからスーパーマンになったのか

  • 著者名:北野一【著】
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  • 特価 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2014/02発売)
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  • ISBN:9784062188166

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内容説明

経済政策の現場にも見られる超人待望論。アベノミクスも、「悪いのは日銀だ」と、必殺技「三本の矢」を繰り出す。しかし、権力者にそういう力はあるのか。熟柿が勝手に落ちたのを、あたかも「自分が木をゆすったからだ」と言う人間の言葉をそのまま伝えると、いずれ「落ちた柿の実を枝につけろ」と、無理を期待するようになる。大衆が生む「政府日銀超人伝説」の正体と、日本が真の意味で浮上するために必要なことは何か。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

templecity

1
日銀の前例のない量的緩和がアベノミクスを後押ししているという世間の考え方だが、著者の見方は、単に平均回帰の結果であるとのこと。 2015/02/08

かも

1
★★★★☆今は肯定されているアベノミクスを否定した本。黒田日銀総裁や安倍総理やイエレンFRB議長などのイルフルエンサーを、スーパーマンのように捉えるのではなく、平均への回帰に同調するものとして客観的に捉えることを推奨している。個人的には何か指標となるものとしてスーパーマンがほしいが、どうやら現実にはいないらしい。縦軸としての歴史、横軸としての世界、斜めに通る異次元。縦横斜めに現状を分析して、そこから導かれる未来を考えなければいけない。2017/08/15

Norihumi Yahata

1
日銀や政府の超人に見える介入はただの偶然で熟した柿の木を揺らしたら落ちる。ということ。 だれがやっても落ちるというが、揺らそうとするひとがいなければ熟しても落ちるまでまだまだ時間はかかるとおもうがどうだろう。 第二次アベ政権の日銀円安介入は、いままで円高がおこり日銀も円高を、助長させていたからこそ続いたのでは??熟した柿を落ちないようにすれば落ちないのでは? 15000円まで回復してしまった。 素晴らしい理論武装をドヤ顔しながら書いたんでしょうね。 そう考えると投資は本当に難しいんだなと思った。 経済に2014/06/13

yashiti76

1
4⃣当局者が超人に見える時は、平均から大きく乖離した時。その後の好転は平均回帰しただけ!常に考え続け、回帰すべき位置を把握すべし!異常な値動きを正当化する理論が出て来たらその相場は終わり!日本人は貯金好きは嘘!自宅等実物資産を加えれば、リスク資産比率はアメリカと変わらない!要求リターン、割引率の高さがデフレの元凶だった!アベノミクスで株高なのではなく、欧州危機が終わり、アメリカ景気が好転したことで金融緩和が終わりに近づき、アメリカの金利が上がったから円安となり、日本株が買われただけ!2014/03/07

Kazuo Ebihara

1
アベノミクスによるインフレターゲティング政策、 日銀の金融政策により、円安株高が急激に進んだ。 とする世間の論調に疑問を投げ掛けた。 実力以上に振れ過ぎた円高が、「平均回帰」により、戻っただけと断じた。 日本型経営が再び、輝きを取り戻すには、 短期的ROEを追う経営を改め、長期的な投資を認める経営に変えることが肝要と説いた。皆が言えそうで言えない当たり前のことを、ズバリ指摘した。 映画監督の北野武は、天才。 工学博士の北野大は、秀才。 投資戦略の北野一は、馬鹿正直だ。 2014/02/17

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