黒田如水

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黒田如水

  • 著者名:吉川英治【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • ゴマブックス(2014/01発売)
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内容説明

不遇の天才軍師・黒田如水。
信長、秀吉に仕え、機を見るに敏な如水の前半生を描く。特に強靭な精神を持ち、凄惨な幽閉にも耐え続けた如水と竹中半兵衛との友情はお互いを高い次元で認め合ってこそのものであり、美しく、心動かされる。

1892年8月、神奈川県生まれ。小説家。様々な職を経て作家となる。『鳴門秘帖』などで人気を博し、1935年より新聞連載が始まった『宮本武蔵』は読者を魅了、大衆小説の代表的作品となる。『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』『新・水滸伝』など後世に残る大作を執筆。

【目次】
 蜂の巣
 岸なく泳ぐ者
 沐浴
 道
 信念一路
 丘の一族
 玲珠膏
 先駆の一帆
 鍛冶屋町
 深夜叩門
 初対面
 鷹
 与君一夕話
 死を枕とし
 鉄壁
 設計二図
 質子
 待望の日
 名馬書写山
 友の情け
 将座の辛さ
 捨て児の城
 平井山の秋
 道は一すじ
 紙つぶて
 闇
 封の中
 猜疑
 虱と藤の花
 老いざる隠居
 惨心驢に騎せて
 菩提山の子
 かくれ家
 昆陽寺夜話
 室殿
 螢の声
 藤の枝
 違和
 男の慟哭
 戸板
 稲の穂波
 陣門快晴
 髪を地に置く
 心契
 美人可儀容
 城なき又坊
 草履片方・下駄片方