三陸物語 被災地で生きる人びとの記録

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三陸物語 被災地で生きる人びとの記録

  • 著者名:萩尾信也
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 毎日新聞出版(2015/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620320823

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内容説明

廃墟と化した三陸海岸では、累々たる死の傍らで、復興に向けた暮らしが始まった。被災者の断ち切られた記憶を掘り起こし、震災後の生を言葉に刻む、未来に向けての記録。
津波に襲われた町で被災者一人ひとりが経験したこと。助け合って生きる絆。死のかたわらで営まれるいのちの輝きを伝える、未来のための記録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちぃ

6
東日本大震災で被災さてた方々の話を、新聞記者がまとめたもの。1~2度だけでない、あししげく通って、人々が自然に言葉にしたものをまとめたんだと思う。人は、辛い記憶から解き放たれるためには、その心情を、記憶を誰かに聞いてもらわなければならないことがある。誰かに聞いてもらって初めて泣けることがある。2014/10/06

kon

1
前評判どおり。見えなくなりがちな個人の歴史と次の一歩を記載している。もちろん、新聞記者としての批判精神も忘れていない。2012/10/28

じむくろうち

1
インタビューの対象に目、耳の不自由な人を選んだのは筆者らしい視点だ。 手話サークル「橋」の小笠原千代美さんと神奈川に避難した中川慎一さんとの 再会の写真は、ほんとうにいい写真であった。釜石最後の芸者の話を本の最後に 持ってきたのもいい選択だった。2012/06/30

けんとまん1007

1
毎日新聞に連載されていたもの。取材に応じられた方々にも、人のつながりがあり、あるいは新しくできて、そこをつながっての連載のようでもある。まさに、その時、生死を分けたちょっとしたことであったり、その後のことがつずられている。そのような状況にあって初めてわかること、表面化すること、変わることなど、人の強さ・弱さがある。もちろん、今、この時でもあっても、ずっと続いているし、これからも続く暮らしがそこにある。そういう観点だけは、失いたくないと切に思う。2012/04/14

ドシル

0
2011年5月2日から9月2日まで毎日新聞に連載された「三陸物語」に加筆・修正されて1冊の本になったもの。 著者は毎日新聞記者の萩尾信也氏です。 すべて、萩尾氏が震災後に三陸で生活しながら被災地や被災者を取材した、震災の記録。2013/02/07

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