野球型 VS サッカー型 豊かさの球技文化論

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野球型 VS サッカー型 豊かさの球技文化論

  • 著者名:林信吾【著】/葛岡智恭【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • アドレナライズ(2015/03発売)
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内容説明

日本の若者が選ぶのは、野球? それともサッカー?

 片や企業による興行・広告塔としての日本プロ野球、片や地域に根ざしたありようを模索するJリーグ。いま、日本の観戦スポーツ文化は重大な岐路に立っている。
 誰のためのチームか、何のためのスタジアムか。そもそも観戦球技とはどんな役割を果たすべきなのか。問われているのは文化的ヴィジョンの構想力なのである。
「野球型」と「サッカー型」、未来はどちらの先にある?
 文化としての球技のありかたを根源的に問う。

第1章 企業スポーツと地域スポーツ
 時代に逆行する「YOMIURI」
 企業スポーツ盛衰記
 高い頂上と広い裾野

第2章 スポーツ世界地図
 英連邦と「米連邦」
 モントセラトを知っていますか?
 「野球」は日本独自のスポーツ

第3章 野球とサッカー、ここが違う
 野球=オヤジという図式
 野球文化の壁
 世界と「戦う」日本サッカー
 卜ルシエからジーコヘ
 ジーコの失敗
 オシム以後

第4章 スラッガーとストライカー
 野球は「流出」、サッカーは「進出」
 破綻したサッカーバブル
 意味のない「ひも付き移籍」

第5章 球団型からクラブ型ヘ
 フランチャイズとホームタウン
 地方が牽引する「百年構想」
 市民のためのスタジアム

第6章 スポーツ文化はこうして根づく
 「跡地」から文化発信地へ
 YGキャップが消えた意味
 中津江村に残った幸福感

●林 信吾(はやし・しんご)
1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。

●葛岡智恭(くずおか・ともやす)
1959年、東京生まれ。法政大学卒業後、出版社勤務を経て独立。雑誌編集、広告制作にたずさわる。林信吾氏との共著には、『大日本「健康」帝国』、『野球型vsサッカー型豊かさへの球技文化論』、『昔、革命的だったお父さんたちへ』、『日本人の選択』、『ネオ階級社会はここから始まった』(いずれも平凡社新書)、『サッカーを知的に愉しむ』(光文社新書)がある。

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