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内容説明
本書は、コーチングの基本からコーチングの効率的な学び方、プロコーチになるまでの道筋をご案内するものです。その際、特に留意したのは、コーチングに対する正しい理解を積み上げ、回り道をせずにコーチングを修得いただくことです。コーチングを初めて学ぶ方、既にコーチングを学んだがどうもうまくいかいないとお感じの方、不要な試行錯誤をせずにプロコーチになりたいという方、ぜひお読みください。具体的な会話例や、失敗するパターンと対処法といった、すぐに役立つ内容が満載です。
著者:森 英樹
急成長中堅企業で最年少事業部長を経験した後、その優れた経営センスとシステム感覚を活かすべく、 経営コンサルタントに転身。年商数十億未満規模のベンチャー・中小・中堅企業のための経営戦略構築を 専門領域として、多数の企業の中期経営計画策定とその実現推進指導にあたる。そこで培ったノウハウを活用してコーチング事業への取り組みを開始し、二〇〇一年に銀座コーチングスクールを設立。
全国規模で展開するプロコーチ育成機関として、日本一の拠点数を誇るスクールに育て上げる。国際コーチ連盟会員。
目次
第1章 ところでコーチングって何?
【1】コーチングはコミュニケーションのスキル
【2】コーチングはどのように機能するのか
【3】コーチングの会話例
【4】コーチングを受ける効果と学ぶ効果
【5】コーチング修得の最短距離
【6】実践により学ぶ
第2章 基本スキルは5つだけ
【1】スキルは働きかけの強さで区分される
【2】認める─安心して話してもらう
【3】聴く─相手に気持ちよくたくさん話してもらう
【4】質問する─相手の中にあるものを引き出す
【5】フィードバックする─気づきを促す
【6】リクエストする─行動を後押しする
第3章 スキルを駆使して会話を組み立てる
【1】セッションのストラクチャーとは
【2】目標を設定しなければ始まらない
【3】冷静に現状をみつめよう
【4】目標達成の方法を考えよう
第4章 セッションでぶつかる壁を突破する
【1】プロコーチに求められる技術とは
【2】よくある失敗パターンと対処法
【3】視点はこうやって移動する
【4】セッションの戦略とは
第5章 プロコーチになる
【1】コーチとしてのセルフイメージを描く
【2】自己基盤確立が成功のカギ
【3】プロコーチの実務
第6章 コーチングが機能する条件
【1】言葉のテクニックだけではダメ!
【2】自己基盤を強化するには
【3】コーチには自己開示が必要