内容説明
生きる指針、愛の指針となる230編の箴言集。
「何度も手をかけることだ。そこに愛情が生まれるのだよ。ほうっておいてはいけない。人でも物でも、ほうっておいては、持っていた愛情も消えてしまう」(「続 氷点」)。著作の中から、生きること、愛すること、希望とは、病とは、信仰とはなど、人生のあらゆる局面に寄り添った名言名句集。
「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「貧しい生い立ちと幸い」を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チサエ
12
綾子先生のさまざまな作品の中から胸に響く文章や心に刺さる文章などをピックアップした本。名言多し。「生きるのは権利ではなく義務だ」刺さる刺さる、生きるのを投げ出すわけにはいかないねえ。2022/08/01
たらちゃん
3
しばらく家族の健康問題に悩んでいる私がこの本を手に取ったのは、読むといいよということだったと思う。これは三浦綾子さんの小説から抜き出した言葉集で、胸にぐっとくるし良いのは良いのだけど、やはり小説を読み返したくなる。話の中でこそ、もっと輝く言葉だと思います。2016/07/14