三浦綾子 電子全集<br> 三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

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三浦綾子 電子全集
三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

  • 著者名:三浦綾子【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 特価 ¥385(本体¥350)
  • 小学館(2013/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 90pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041437216

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内容説明

「人間の罪」、そして、愛することと人生とは何かを見つめる短編集。

義兄と自分だけの秘密。好きだと言ってくれる同級生との微妙な距離感。そして、義兄の秘密。一人の女子高生の微妙な心の揺れを日記形式で描いた表題作のほか、年をとってから生まれた反抗期の息子に、生きることに必死だった過酷な半生を綴った手紙を渡す父親を描いた「この重きバトンを」、相手候補のデマ記事を流すなど、汚い手を使っても町長選に勝とうとする父とそれに協力する母と姉。投票日に家を出る決心をする主人公を描いた「茨の蔭に」の2作を収録。「人間の罪」を描いた短編集。

「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「自然への礼儀」を収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユザキ部長

85
「傷疾なき人生は恥」「汝ら互いに重荷を負え」「どんな人間の一生も、すべて自分自身へ行きつくための一つの道なのだ」三編からなる本。2016/05/17

のり

63
3話からなる短編。三浦さんが描く北海道の情景は美しい。「茨の蔭に」は父親の町長選を、娘の景子は10代の潔癖差で見詰め。勝つ為に手段を選ばない家族に不信感を抱く。今まさに選挙戦に突入の2017年。他に金を必要とする中に…当選し、少し目立つとすぐ杭はうたれる。国政を担うはずなのに、他人事の就職活動にしか見えない。「この重きバトンを」は、50過ぎに出来た子供を甘やかし過ぎた父親が息子の態度に業を煮やし、一冊のノートに託す。激動の時代を生きた生々しさが身にしみた。2017/10/15

チサエ

9
KindleUnlimitedにて再読。3話収載、どれも綾子先生らしい。表題作は心の動きが生々しい。人の気持ちは、制しなければどこまでも貪欲になれてしまい、慣れてしまうもの。厄介で、こわいね。2023/05/08

あさり

9
久しぶりの三浦綾子さん。初期の作品とのこと。短編で読み応えは欠けるが氷点を感じさせる。三浦さんの作品のテーマである人間の罪、キリスト的生き方が分かりやすく描かれている。2016/10/13

たぐっぴ

7
これもまた三浦綾子さんらしい小説でした。 人の為に身を引く事や諦めることは必要なのでしょうか。 考えさせられますね。いつも。2019/02/14

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