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内容説明
新宿駅東口を出て、新宿通りを右へ100m足らず。そのビルの古色蒼然とした煉瓦の壁には「紀伊國屋書店」の文字が輝く。フロア面積1450坪、蔵書120万冊。1927年以来、同業者も憧れる意思ある店として混沌の街・新宿から独自の文化を発信してきた書店だ。書店を知り尽くすライターが、伝説的書店のドラマを初めて明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
162
いつも会社帰りに買ってる本屋が紀伊國屋書店だが、本屋の歴史まであまり知らなかった。一度新宿店に行ってみたいなと思った。創業者の田辺氏が面白い人だな。2014/02/22
Willie the Wildcat
27
文化。書籍への想いが、人を集める。ビジネスではなく、文化の観点での差別化。戦中に自らの本すら売る心意気。故に、心に響く戦地での兵士の言葉。印象深いのが、前川氏の『書店風景』。同感。私にとっては、気分転換の場でもあり、世の中の動きを知る機会の場。故に、書店の衰退が叫ばれる昨今が寂しい限り・・・。贅沢を言えば、田辺氏、松原氏の深堀りがもう少し欲しかったかなぁ。蛇足だが、(海外店舗が)領事館や交番代わり!?気持ちも分からないでもない。(笑)2013/08/03
coco
23
紀伊国屋書店の創業から現在までについての変遷が書かれた本。紀伊国屋書店に関わる人々が魅力的。著者の推測で書かれている部分もあるけど、それも含めてとても興味深く、楽しく読んだ。紀伊国屋書店で働く人たちの思いも素敵だ。新宿紀伊国屋は一番お世話になっている本屋さん。これを読んで、ますます愛着がわく。2014/06/04
阿部義彦
17
メディアファクトリー新書、ライターの永江朗さんが、紀伊國屋書店新宿本店の歴史に関する本を著しました。初代社長の田辺茂一さんとその片腕の松原治さんは既に他界されてますので既に書かれた本からの知識に頼らざるを得ませんでしたが田辺茂一さんは積極的にテレビにも出て夜の町に繰り出して女性の居るキャバレーでも浮名を流すおよそ本屋らしくない、豪放な方のようで私も初めて知る事ばかりで面白かったです。本が見つからなかったら紀伊國屋に行けと言われるまでになった裏には色々な事情や努力があったのですね。本店の誇りを感じました2016/03/22
川崎川
13
紀伊國屋書店ファンブックかな。地方に育った私が新宿の紀伊國屋書店をすごいお店として認識したのは20歳を過ぎてからですが、やはり憧れ。求められる専門書を揃える心意気でがんばる洋書部の奮闘ぶりや、遊び人の創立者田辺茂一さんが戦後の焼け跡に前川國男さんの設計で木造2階建ての店舗を建設したという当時の逸話が面白いです。2013/04/21
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