内容説明
幸せとは何か、人のためとはどういうことか。やさしく誠実に語りかけるエッセイ集。
「どんなに忙しくても、1日に10分の時間を誰かのために割くことはできないか。電話でもいい、葉書でもいい、その人のために祈るだけでもいい。要は小さな一歩から始め得るのではなかろうか」。
日々のさまざまな出来事や人との出会い、自然の姿から、幸せの意味を考える、誠実でやさしいエッセイ集。
「三浦綾子電子全集」付録として、夫･三浦光世氏による結婚後すぐの様子を記したエッセイ「九畳ひと間の幸せ」を収録！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
知里
5
三浦綾子さんのエッセイ集。タイトルに惹かれて手に取りました。読みやすかったです。綾子さんの介護をするご主人の誠実さが印象に残りました。2017/10/12
塩分
0
恥ずかしながら、三浦綾子さんの著書に触れるのは初めてでした。温かくも切ない優しさに溢れたエッセイ集。標題の文章が、信心と行動の難しさに優しく解釈を与えてくれるようでとても好きです。随所に現れる旦那様の逞しくも誠実な姿が印象的でした。2016/11/06
