内容説明
夜這いに前世の因縁が……!?
藤守神社の一大イベント、大藤祭りが始まった。舞を奉納する紡葉を見守る狛朧だったが、目の前に一羽の鴉が現れたとたん<現実>と<紡葉に似た少女と愛を語り合う夢>との境目を見失ってしまう--。胸を苦しくさせるこの「愛しい」気持ちは、夢の中の少女に対するもの? それとも紡葉への想い……? 狛朧の意外な正体がついに明かされる、ドキドキの完結巻!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
38
なんちゅうタラシの狛朧や!。それをタラシと知らずに・・もっと悪い(笑)。恋は麻疹のようなものだといいますが、初恋にして・・いやいや前世から後世に続く恋・・いいですね ぇ。それに陰陽カフェの皆の支えがあって・・これからも続いていくんでしょうね(^^♪。こういう甘々やのに、好きとかの愛の言葉を使わずに書かれた本、面白かったです 2022/11/19
ダージリン
11
主役2人の無自覚ラブに当てられつつ読了。これだけいろんなキャラがいるのに、掘り下げずに終わるのはもったいないですね~。でも悲しい過去をふっきって、ほのぼのしたラストでした。2011/08/03
梅みかん
6
一気に話が進み、ハッピーエンド。2017/11/29
のんたん
5
あまり長いシリーズは困るけど、このシリーズはもっと続けてほしかった(´・_・`)狛朧の過去話から広がっていくお話がハラハラ、ワクワクの巻だった。無自覚に紡葉を蕩してる狛朧が素敵だった(≧∇≦)2015/05/04
さぁちぃ(積読本消化中…)
3
なんで登場人物が増えてるんだと思ったら、前巻を読んでなかった。でも読んでなくても分かったんだけど、最終巻にしてはあっさり、急いで終わらせましたって感が。てかどうやって恋愛に持ってくのか思ったけど、恋愛もあっさり?2013/08/15