内容説明
あなたは「日本国憲法」を読んで、一度で意味がわかりますか?
憲法論議といえば=(イコール)第九条の問題とされ、すぐに「護憲」か「改憲」か、とレッテルが貼られてしまいます。でも今の日本国憲法が抱えている問題点は第九条だけではありません。戦後50年以上いちども改正されていないために、環境権や知る権利など国際的な新しい権利についての考えがこの憲法には書かれていないのです。本書は「きょうの出来事」のキャスターを務めたジャーナリスト・櫻井よしこさんが、わかりやすい、ふつうの言葉で書いた憲法入門書です。専門家では気付かない、「日常から見た憲法の問題点」がたくさん指摘されています。私たちの憲法なのに知らないことが多すぎませんか?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
phmchb
5
今の憲法でいいのか、今の国家運用の在り方に問題はないのかということを考えさせる本。2000年発行2014/03/13
tooka
0
「憲法とはなにか」ではなく「憲法について」書いてある。2006/07/17
いとのり
0
たまにはこういう憲法の本を読んでみるか、という動機で読んでみました。憲法は権力を拘束するためにあるという基本的な観点が欠如しているのかなぁ、とも感じましたが、環境権についてはなかなか面白いことを言っていると思いました。確かに現在の憲法で環境権を語るとき、13条「幸福追求権」による解釈によると思いますが、環境って人間だけの権利じゃないよね?と言われると、現憲法では説明ができないと感じました2019/05/23
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