内容説明
貴女は俺の花嫁になるんだ、選択権はない－
父王の再婚で居場所をなくしたジークリンデは、神様の花嫁である＜聖剣の巫女＞となるべく聖地へ渡った。巫女仲間との日々は、王宮とは違い楽しく穏やかなものだったが、ディーハルトの登場により突然破られた。ディーハルトは、王国で謀反が起こり、ジークリンデは新しい王の息子である自分の婚約者になれと告げたのだ。強引な結婚は“悲劇の王女”の立場を利用するため？ ジークリンデはディーハルトに絶対に心を許すまいと誓うが……？！
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
19
策士同士の恋愛なのに、とても純愛な気がする～（笑）。マーサ、ニア、カリンに和む。2012/05/23
しゅてふぁん
14
主人公二人が賢くて冷静なので、ジークリンデを慕っている、ちょっぴりおバカさんのニアが癒しだった。2017/06/05
しゃちおおかみ
10
こういう性格を腹黒っていうのは違うような･･･。ワクワクはないけれど綺麗にラブがはまった物語でこの千一星世界の話の中では一番好きかな。神話の人たちはドロドロ過ぎるし、あさはかな人たちのコメディは自分としてはそれほど面白いと思ってなかったので（笑）。あ、ねぎし先生の絵の力も大きいですね。あとはジークリンデがルートヴィヒを説得するところとかを端折らず描いて欲しかったかな。2012/05/14
雨蛙
10
横柄巫女のシリーズはあまり自分向きではなかったなあと（結局ほとんど読んでしまいましたが）思い出しつつ、ねぎしさんのイラストで買いました。今回は、主人公カップルの性格の固さやぎこちなさといったところが作者さんの文章とマッチしていたように思います。2012/04/28
cgatocairb
6
B腹黒というから期待したのに、世間知らずなだけだった。主人公の恋心はページの都合もあるだろうが、もう少しもう少し丁寧な展開にして欲しかった。2013/11/08
