内容説明
第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞!
「気が散るから出てってくんない? “歩くギタースタンド”くん」
軽音部のイケメン部長・志鷹に「音出し」を拒否され、物置部屋をギターの練習場所に選んだ兎田晃吉(うさぎだ・こうきち)。
電源がないので適当な歌詞を生音にのせ、ひとりテンションMAX!!
ギターを思いっきりぶん回して、
「ビシィィッ!」
ポーズを取ったァ!
……ところを、漫研の部長・兎毛成結奈(ともなり・ゆうな)に見られて滝汗。
原稿の持ち込みが上手くいかず落ち込んでいた兎毛成は、兎田の事情を聞き、漫研の部室を練習場所として使わせることにするが……。
このふたりの出会いが、新しい才能を開花させる!
叫べ!
跳べ!
いざリベンジ!!
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、数々のヒット作を生み出した、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏が「受賞作中で一番のカタルシスが味わえる作品」と賞賛!
「第5回小学館ライトノベル大賞」にてガガガ賞を受賞した、まっすぐな青春ノベル登場!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
26
本当にガガガ文庫の単巻作品には名作が多いな……。 確かな技術があるのに認められない。他人とはちょっとズレてしまった特異な性質を持つ者達が、一発逆転の反骨精神で、自分を認めてくれない世の中に一発パンチを繰り出す話。具体的に言うと、『宇宙人』とあだ名されクラスメイトから無下に扱われる主人公が、唯一自分の持てる武器である音楽を引っ提げて文化祭でのライブ敢行に挑む話。 人と違うからどうした、認めてもらえないからどうした。それなら自分は自分のやりたいことを全力でやって、そうして無理矢理振り向かせるだけだ。2013/11/20
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
20
「復讐心のどこが邪だ! 人を突き動かす感情で、これほど純粋で健全なものはない!」 笑われ者な実力者たちが、クソッタレな世界をねじ伏せる! うぉお・・・これは傑作だわ・・・。最後の最後まで何が起こるかわからない、怒涛の逆転劇が最高に痛快な青春ストーリーでした!2013/09/14
ナカショー
18
凄く良かったです!才能があるけど虐げられている者達の下剋上が王道だけどグイグイ読ませてきて爽快で素晴らしかったです。もっと色々な人に読んでもらいたい作品です。2016/11/17
1_k
15
素晴らしい完成度。そして熱い。ガガガ文庫全部ひっくるめても5本の指に入ると言っても過言ではない。これで新人とは末恐ろしい。「黒い思いは胸にしまってこそ映える」さすがです、かっこいい。2011/08/15
華臨
12
相性良かった人らが読んでいたので購入したんですが、すごく面白かったです!久しぶりにいい青春小説を読んだ気がします。途中から急に変わる展開とかも好き。「世界なんてねじ伏せろ」という台詞になんかグッときてしまいました。続き、とかあんのかな…。 2011/08/18
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