ガガガ文庫<br> 恋の話を、しようか

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ガガガ文庫
恋の話を、しようか

  • 著者名:三上康明【著】/オトウフ【イラスト】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 小学館(2015/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094511437

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内容説明

地方都市の冬、停電から始まる恋の予感。

育ちも学校も違う4人の高校生が停電の夜に偶然出会う。雪の降る地方都市の予備校でお互いに惹かれあっていく。「こんな時間がずっと続けばいいのに」……でもそれは叶わぬ想い。三上康明が純愛ストーリーに挑戦!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
高校生の桧山ミツルが予備校で顔も知らない同級生三人と停電トラブルをきっかけに出会い、惹かれ合ってゆく物語。来年に受験を控えて、敷かれたレール通りの人生に疑問を感じたり、進路に迷ったり、最後の親善試合に賭けていたりと各々が悩む状況で、特筆すべきことが特にないミツルが悩める仲間たちを変えるきっかけになっていく展開は良かったですね。それぞれの想いがなかなかうまく噛み合わない、思うようにはいかない人間模様は切なかったですが、著者さんらしい読みやすい筆致で描かれる誰かのために奔走する姿がとても良かったと思いました。2015/08/19

coco夏ko10角

25
青春ですね。終盤のやりすぎはちょっと。作品の雰囲気はよかった。2016/09/27

ツバサ

12
4人の思いがすれ違ってても誰かの為に動けるこの4人は素敵だな。まさに青春。思い通りにいくことだけが青春じゃないってことを教えられた。良い作品でした。2016/11/02

KUWAGATA

9
人の心を打つのには、特別な設定も舞台も人物も必要ない。誰もが共感できる心の綾を、飾らない言葉で綴って見せればそれでいい。そういう、とても素敵な青春ストーリーでした。後半ちょっと急ぎ足だったけれど、逆にそのため全てについて決着が私達の前に提示されていないのが、余韻をたなびかせてちょうどいい。三上さんの作品の中では、これだけがぽかんと浮き上がっている感じ。メディアワークス文庫辺りで、書いていたほうが評価されるんじゃないかという気もします。4人とも純粋で青臭くて、読んでいて背中がむず痒くなる、そんな佳品です。2013/04/16

曹佳

8
良かったです。予備校での停電が切っ掛けで、「停電仲間」となった四人の青春ストーリー。四人全員が一方通行の片想い。進路や恋に悩みながら成長していく様が甘酸っぱい。2016/07/14

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