内容説明
人生で本当に大切なことは何かを、日々の生活の中で問う珠玉のエッセイ集。
「目先のことを一つ一つやっていくことが、果たして本当に人生の目的と合致するのだろうか。生きるということが、本当にそれだけであっていいのだろうか。」「人間は、褒められる時が危険なのだ。人間誰しも褒められるとうれしくなる。褒められると人間は馬鹿になる。」――かけがえのない命の日々を生きていく私たちのためのエッセイ集。
「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏のエッセイ「妻を語る/手作りの写真帖」を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字@れつだん先生
1
三浦綾子のあさっての風 - あなたと共に考える人生論を読んだ。面白い。20年前に読みたかったなぁ。M夫の話は胸に来た。「なぜ、わたしたちは、他の人を認めないのか。それは、自分は絶対正しい人間だ、自分は最もよい人間だという考えを、根強く持っているからだ。」2021/12/23
うろたんし
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読んでよかった。彼女にとっては聖書との出会いが運命を決めたのかもしれないが、僕たちは誰でも同じような邂逅を持つ筈である。そのことに自覚的であるかどうか、差異はそこにある。2015/10/19
UK
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はっとさせられる言葉が多かった。実りの多いエッセイでした。2013/06/18