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内容説明
世界中の言語に翻訳、日本でも数度にわたり紹介され、数多くの学者や思想化に生きる指針を与え続けている、17世紀スペインの名著
『バルタザール・グラシアンの英知の結晶』
世界中で読み継がれているグラシアンの叡智が、ハンディーな新書版で登場。
F・ニーチェ
「ヨーロッパはいまだかつて、これほど精妙にして複雑な人生の道徳律を生んだことはなかった」
A・ショーペンハウアー
「彼の著作はすべての人に力を与える内容を持っている。とくに一流の人びとのための素晴らしい人生の手引書となるだろう。とりわけ、これから社会に出て一流をめざそうとしている若者にこそ役立つはずだ。普通の人ならば長い人生経験を経てようやく得るであろう教訓を、グラシアンは先回りして教えてくれる」
ほか、日本文学の森鴎外、文学者ヴォルテールやラ・ロシュフコーなどをはじめ、古今東西、多くの学者や思想化に多大な影響を与えている本。
人間関係をよくしたいとき、心を強くしたいとき、自分を高めたいとき、力を与えてくれる人生の手引き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anco
13
たくさんの名言が書かれていていました。矛盾しているのではと思うものもありましたが、気にしないことにしました。2018/02/06
ココアにんにく
3
道徳的な内容かと思っていたら案外処世術のような所があって、人間の本質をえぐられる気持ちになる。17世紀のスペインの哲学者と意気投合できる事が結構あって身近に感じます。ドイツの哲学者ショーペンハウアーが本書を「いつも座右に置くべき書であり、人生の友である」と絶賛した事に凄く共感しています。一回通読しただけでは不十分で、座右に置いてその時の心情にあった言葉を探すのにはいい本です。2021/03/06
こうじ
2
1600年代に生きたバルタザール・グラシアンの賢く生きるための287の教え。シンプルな言葉で書かれているけど、意外と難しい。ボクとしては、やや方向性は違うと思うけど、アドラーの「嫌われる勇気」よりも好きだなぁ。287を一気に読むと矛盾を感じるし、たまに「えっ、そんなこと言っちゃって良いの?」とおもうものもあるけと、それも面白さのうちかもしれない。2015/06/17
kitaJUN
1
尊敬してる3人の仕事関係者のことを思い出しながら読んだ。確かにあの人達はそうしている!と膝を打つ箇所あり。反して、それって意図的にスケープゴートを作れということなのか?と承服しかねる箇所もあり。2018/04/05
まさやんやで
0
オーディオブックにて読み終わりました。 この本は冒頭にもあるとおり、繰り返し読み続けることが重要かなと思いました。 常にスマホに入れておき、気が向いた時、悩んだ時、攻める時にまた聴きたいと思います。2016/05/18