表現者2011年5月1日 36号 「自由」を考える――その落とし穴

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表現者2011年5月1日 36号 「自由」を考える――その落とし穴


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内容説明

自由な選択、自由主義、制約を解放する自由、等々、「自由」を掲げればすべてが肯定される日本。問題提起などもってのほか、自由とは絶対なのである。しかし本当にそうなのだろうか。表現者の大胆指摘……どのような意志を未来に向けて持つか、それによって自由はその真価を発揮する。見落とされがちな自由の落とし穴、死角を浮かび上がらせる先鋭的な大激論。
[「表現者」2011年5月号掲載]

目次

◇「自由」は望ましいものなのか?
◇未来へ向けてこその「自由への意志」
◇神のもとの人間に「自由」はない!?
◇自己責任で選択を迫られるポストモダン時代の人々
◇近代化への失敗というトラウマと原理主義への回帰
◇「自由は不自由の際において生じる」
◇不自由が人生を成就するための活力になる
◇失われた日本のトポスを求めて