内容説明
横浜と神戸で華僑の大物二人が殺され、時を同じくして平凡な主婦が二人蒸発した。蒸発人の調査を依頼された弁護士加西浩一は手がかりを求め、九州国東半島へ飛ぶ。そこで加西は、秘宝探しのグループに出会い、謎の詩篇を見せられる。詩篇に隠されている国東の寺院を解明すると、一つの星座が浮かびあがり、黄金の埋蔵地がわかった。その秘宝と華僑殺人、蒸発妻は一筋の糸でつながっていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
天翠
1
主軸の話がなんなのかわかりにくい。時折入る歴史の背景説明がくどくて読み飛ばしてしまった。物語を終焉へ導く求心力がない。後半から盛りだくさんのエログロ展開に辟易。読み終わっても何も残るものがない、主人公と同じで空虚で抜け殻になる気分。鳥だけ可愛い。2012/08/24
kanamori
0
☆☆★2011/10/05
