なぜ７割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか？ ―人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは９割なくなる

著者名：海老原嗣生【著】

東洋経済新報社（2015/01発売）

• ISBN：9784492223529

内容説明

■これ以上、怪しい「ノウハウ」に踊らされてほしくないから。
　人気企業が隠している採用の「手口」、ぜんぶ、バカ正直に書きました。

■どれくらい「バカ正直」かというと……
　学生「大学名で、差別はあるのですか？」
　筆者「はい、もちろんあります」
　学生「いわゆる『学歴フィルター』ですか？」
　筆者「いいえ、もっと巧妙にやってます」
　これくらいです！

■人気企業の「手口」を一挙公開！
　知れば、就活の悩みは9割なくなる。
・「インターンシップ」では、会社も仕事もわからない
・大学名での差別は、「会社説明会」から始まる
・「適性検査」をどう利用しているのか
・企業が「面接」で見ているたった2つのポイント
・NPO代表などの「肩書き」は、「だから何？」程度に見ている
・「TOEIC」も「資格」も、それだけではほぼ無意味
・「人気企業ランキング」を操作する企業
・新卒採用の「厳選化」なんて起きてない
・「女子のほうが優秀」と言われる本当の理由　etc.

■～「はじめに」より～
そろそろ、企業は何を考えているか、手の内をしっかり見せたほうがいいのではないかと思い、
この本を書くことにしました。現実を知れば、「何だ、簡単だな」とホッとできる部分もあり、
逆に「そういうエゲツない世界なのか」と殺伐とした気持ちになるかもしれません。
それでも、まったく的はずれな噂に恐れおののくよりはいいでしょう。企業の現実を知れば、
ムダな努力もしなくなるはずです。そういう、「企業は何を思っているか」「どうしてそんなことをするのか」ということの
裏事情を、事例や実務をもとに、詳しく説明していきます。

【主な内容】
Ｐａｒｔ１　募集から採用まで人気企業の「手口」、ぜんぶ
Ｐａｒｔ２　就活にまつわるニセ情報をメッタ斬り！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぴかいち]

面接や就職活動の本質はふたつ。自社の仕事がきちんとできるか自社の仲間と上手くやれるかこれを考えて、ESや面接をしなければならない。ということは、自分はこんな人間でこんな考えを持っているというのを開示する必要がある。自分のなんでを話すようにする。

2017/01/20

[ステビア]

五分で立ち読み。

2015/06/17

[てくてく]

エントリーシートの指導をすることもあるので、情報収集の目的で購読。割と常識的なことが書かれており、就活をめぐる根拠のないうわさに振り回されそうな学生が読むと良いと思った。

2018/12/26

[ばやしこ]

海老原嗣生氏の新刊という事で購入。鋭い切り口で、シューカツ界に溢れる都市伝説を分析していく語りが気持ちいい。就活生は必読。

2015/01/20

[い]

本書を読んでも、就活の悩みが9割無くなることはないが、一意見として非常に参考になる。インターンシップから面接まで、就活の残酷な事実が記されているのが役に立つ。また、著者の無駄な理想論や自慢話はなく、データや経験に基づいて、就活の実態が書かれている点も良い。全てを鵜呑みにする必要は無いと思うが、学歴や学部に自信が無い学生は目を通す価値があるだろう。

2022/02/05