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内容説明
韓国、中国の執拗な日本外し、北朝鮮とロシアの接近、東南アジア諸国と中国の衝突――なぜ東アジアは混乱しているのか。地政学的観点から各国の外交戦略を分析し、その思惑を見抜く。日本が果たすべき役割も探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
25
逆さ地図を眺めて見れば日本列島は近隣諸国の海洋進出を妨げている。北方領土、竹島の不法占拠や中国が尖閣諸島を執拗に狙っている理由は納得できる。そしてランドパワー中国の海洋進出、韓国のシーパワー同盟からの離反、北朝鮮の核武装など日本を取り巻く環境は戦争一歩手前じやないか。日本は平和だなんて昔話。2018/03/02
matsu04
7
昨今声高に叫ばれる中国の脅威とは具体的には何をもってそう主張されるのか、あるいは韓国・朴槿恵大統領の中国シフトの背景は何なのかなど、知っておかねばならないことだらけだ。2015/03/03
モモのすけ
4
「世界は動乱の時代を迎えており、混沌としつつあるように見えるが、実は世界が3つのグループに分裂する過程で起きているのだ」(→陸上輸送路を利用して貿易するランドパワー、シーパワー、イスラム勢力)2015/02/04
チェりる
2
地政学を学ぼうと初めて手に取ったのですがなかなか面白いです。地理的な条件と政治的な考え方は必ず結びつき、歴史と現在に深い影響を与える。結構政治もわからなければならないので、深掘りしていきたい。東アジアが研究分野だともってこいの一冊!2022/11/18
Kumisuke92
2
本来ランドパワーのはずの中国だが、真珠の首飾りと言われるシーパワー戦略は、ベトナム、フィリピン、インドを動揺させている。日米同盟よりランドパワーへの道を志向するが北朝鮮という壁のせいで自己矛盾を抱える韓国。日本は安部政権のもと、シーパワー路線を明確化させ、米豪との連携を強化している。逆さ地図を見れば明らかなように、各国の太平洋への出口に蓋をしている地政学上の有利さを日本は活用しながら、どう国際協調をリードできるか。中国一極集中からの脱却をはかる北朝鮮や、台湾などの動向が注目されるようである。2015/11/06
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