内容説明
人類の存亡をかけたエボラ出血熱との闘いが続くなか、富士フイルムの薬剤が全世界から注目を浴びた。果敢な経営を続ける同社はしかし、今世紀に入り本業消失という未曾有(みぞう)の危機に陥っていた。窮地に抗して未経験の化粧品開発に挑み、大ヒットを生んだ経緯をモデルに、社員たちの不屈の奮闘を描く迫力ビジネス小説。変われる者だけが生き残る。全ビジネスマンが今なすべきことがここに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
誰かのプリン
17
フィルム会社から、フィルムが消える危機感を抱き、研究所所長が自らをリセットするため社長にリストラを希望する。それは単に会社を辞めるということではなく、それまでの地位を棄て新たな分野を開発するという意味であった。メンバーは、既にリストラされた者やフィルム以外に興味が持てず会社を辞めようと考えていた者達が寄り集まり、新分野を開拓しようとする熱き男plus女達である。新製品開発は成功するのか? いい本です。是非一読をお薦めします。2017/02/19
文章で飯を食う
11
フィルム会社が、フィルムが無くなったのに、生き残っている不思議。ほとんど話題にもならずに業態を転換させた凄さ。小説は望んでいた内容とは少し違っていたが、それなりに楽しめた。2015/08/16
hiyu
8
実話ベースでの話。ある程度結末は分かっていたが、こうして目を通すと自分が知らないことが技術的にも多く、そこに至るまで相当の情熱があったのだろうと想像できる。もう少し奥行きを期待していたが、それでも結構楽しめた。2019/08/10
まつうら
5
フィルム事業に巨大なシェアを持っていた富士フィルムが、デジタルカメラ、特にカメラつき携帯の隆盛に危機感を持ち、化粧品事業に転換していく様子が描かれています。 同じフィルム事業を営んでいながら、事業転換に失敗して衰退したイーストマンコダックを描いた、楡修平の「象の墓場」と対比して読むのがおもしろいです。
330
5
会社の本業の商品が世の中から消えていきつつある。それでも会社は、はいつくばって生き残りにかける。それを可能にするのが寿命のない技術と人の情熱。残りの会社人生をとても考えさせられた。2015/01/25
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