内容説明
わたしにばかりつらく当たる彼。
いっそ嫌いになれたらいいのに!
看護師のジェニーは両親を早く亡くし、伯母に育てられた。その伯母が急病に倒れ、主治医と親しいオランダ人外科医、エデュアルト・ファン・ドラーク医師が診察にやってきた。名医だというが、彼はジェニーの名を覚えないばかりか、彼女を冷淡にあしらい、往診のたびに辛辣な皮肉を言う。伯母の命の恩人とはいえ、なんて嫌な男性なの!その一方で、彼が時折見せる優しさにジェニーは戸惑った。そんなとき従兄の美しい未亡人マーガレットが伯母を訪ねてきた。エデュアルトが彼女に魅了されていくのを見るうちにジェニーの心はなぜかさざめき立って……。■優しく穏やかな書き口で、ファンの心を癒やすベティ・ニールズ。
看護師とオランダ人医師の心温まるロマンスをお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
7
やっと読了。年明けは読書タイムがとれてない(;o;)いつものべティなんだけど、ヒロインが貧乏じゃないせいか、悲壮感はなかったかなあ。何気にヒロイン叔母が人使い荒い。べティにでてくる年配者って愛情はあっても、気配り足らないっていうか、わがままな人が多いよね〜。付添人雇えば?って思った。なんかロマンスの感想が出てこない。小刻みに読んだからかな?今度は一気に読んでみよう2015/01/12
ひまわり
6
いつものベティ。バナナの皮で滑って転ぶヒロインでした。←ないわ〜2015/01/11
rokoroko
5
お正月のごたごたでどこかに行っちゃった。(もう一度買おうかしら?いやこれが二冊あるなんて耐えがたい、いつも同じような話なのに)整理しているうちに出てきて読了。やっぱり二冊あるのは耐え難い本2015/01/12
akiyuki_1717
3
いばらの恋って…ベティーさんのヒロインは自らいばらの恋にしてるパターンが多くて、可愛気がないのよねぇ。なんで読後もよかったね。って感じであんまり記憶に残らないんだなぁ。お決まりのパターンで読みやすいんだけど、身内があまりに自分勝手な人たちばかりなのと、ベティーさんのヒロインには、会社の同僚以外に、友達が全くいないんだよね。ろくでなしの恋人や婚約者はいても、友達のいるヒロインって記憶にない。ボンクラなヒーローだけでなく、ヒロインの人間性にも問題ありってことかな?2015/01/27
mana
1
伯母が病気で倒れ、たまたまオランダから来ていた医師ヒーローに助けてもらう。その後も伯母の治療を献身的に行ってくれる彼。しかし、ヒロインとは会うたびに言い合いになって……。いばらはヒロインかなぁ。好意を持ってるのについ冷たい態度をとってしまうヒロイン。あまりにもツンツン(いらいら?)していて、取りつく島もないし。そんな彼女をかわいいと思うヒーロー君はかなり心が広いと思った。★★★2021/05/17