角川書店単行本<br> 視えるんです。 〈ミミカのとおの物語〉

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角川書店単行本
視えるんです。 〈ミミカのとおの物語〉

  • 著者名:伊藤三巳華【著者】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041024249

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内容説明

大人気“視える”シリーズ最新刊。三巳華の遠野滞在記。霊や植物の気持ちが“視える”三巳華さんが、「遠野物語」の舞台を旅し、遠野に暮らす人たちや霊たちと過ごした夏休み。震災後2年経過した被災地も訪問。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラルル

44
被災地の「奇跡の一本松」が自らをどう思っているかは私も凄ーく気になっていたので、ドキドキしながら読みました。三巳華さんが聞く木の気持ち…読んでいると、木もやはりそれぞれ思う所が違うんだなって感じます。木の種類によって性格の傾向はあるにしても育った場所や個々によって考え方(?)も違うんだなって。色々思うのは人だけじゃない。木々も動物もちゃんと心があって感情もある。忘れてはいけないことですね2014/12/18

かおりんご

43
コミックエッセイ。でた当初はおもしろかったのに、最近は今一つ怖さやまがまがしさに欠ける。遠野は行ってみたい。2014/12/17

J7(読メ低浮上中)

40
霊が見える人、伊藤三巳華さんの不思議の里・遠野探訪記。「遠野物語」で有名な東北の里ですがやはり視える人が行くと、摩訶不思議なものを感じられるらしいですね。遠野の霊体験は怖いものも勿論ありますが、まるで童話やおとぎ話の住人に出会うようなゆるやかさがあり、神秘的な存在を内包する遠野の自然の魅力が伝わってきます。もう一つ311後の三陸を訪れたことも描いており、“霊”という感覚を通じて見た被災地の姿もすごく印象的で、あの大震災を別の角度から考えさせられる話です。不思議な東北ガイドブックとして読むのもオススメです。2015/06/15

ままこ

37
視えるんです。シリーズ遠野編。遠野では色んな不可思議な事が日常に紛れて起こってるのかもしれない。お盆期間中に滞在し独特の風習を知ったり、遠野物語に関連する場所巡りが興味深く面白かった。「遠野物語めぐり号」でツアーに行ってみたいな。ミミカさんが母也神社で感じた場面《この世には決して朽ちないものがある。反面消えてゆくものもある。》が印象的だった。2017/08/06

ミツツ

34
遠野物語を読んでからなのでスっと入りやすい。ミミカさんの遠野レポは不思議な体験で全く知らなければ半信半疑になるところ。ですが、にわか遠野ファンの私には有り得る!むしろそうでなくちゃ!と感動すらする現象がありました。死と隣合わせのぶん生のありがたさをしみじみと感じる事ができ、信心を声高に言う訳ではありませんが何事も日々丁寧に生きていけたらと思います。2019/03/09

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