内容説明
深刻な米ロ対立は
“新冷戦”の前兆なのか?
ウクライナ危機が生んだのは、冷戦以来とも言われる深刻な米ロ対立であった。国際政治はなぜここまで緊迫化してしまったのか? 日本が取るべき道はどこにあるのか? すべてのカギを握るのは、プーチンが舵を取る「脱欧入亜」戦略である。クレムリン内外に通じる著者が、日ロ関係を含む国際政治の大変動を展望する一冊。
[目次]
第1章 シー・チェンジの国際政治
第2章 ウクライナで何が起こっているのか
第3章 ロシア外交の核心
第4章 素顔のプーチン
第5章 プーチンはアジアをめざす
第6章 変貌する国際政治地図
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
56
ロシアとウクライナの積年の関係、ロシア人のメンタリティー、そして題名の意味が(うすぼんやりとだが)理解できた。ロシアもさまざまな人種や宗教の総合体であるというあたりがポイントか。2016/08/23
ごへいもち
24
ふぅ~ん、そうなのかぁ~と少しロシアとプーチンをわかったかも。ただいくつか俄かには信じ難いことも、例えば「統一朝鮮はいずれ英仏を超える経済大国になることは間違いない」って…?2016/05/20
sankichineko
13
ロシアとウクライナの関係がようやくわかった気がしました。本が出版されたのは2014年ですが、現在も経済制裁は続いています。どこまでロシア特有の「耐える力」で乗り切れるのか。そしてプーチンは今もしっかりとアジアを目指しているようです。余談ですがプーチンはうちの父(日本人)に良く似ていて、写真を見るたび驚きます・・。2019/05/31
はる坊
12
今のロシアの情勢がよく分かった。ウクライナ問題は歴史的な背景もあって、すごい複雑なものであることも分かった。中国の重要性も分かった。2015/01/05
coolflat
11
ウクライナ問題の本質は約千年前から続くキリスト教における内部対立にある。ウクライナ東部におけるロシア正教と、西部における東方カトリック教会、即ちユニエイトの対立だ。先の革命ではウクライナのネオナチが米国のネオコンと共に暗躍し、革命後の新政権に参加したが、彼らネオナチの崇拝対象になっているのがウクライナ民族運動の指導者バンデラだ。バンデラはソ連に対抗するためにナチスに協力した人物だ。また米国のウクライナ政策に関し、ウクライナ系移民はロビー活動を行っているが、彼らは親ナチ勢力の子孫であり、かつユニエイト系だ。2015/03/17
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