内容説明
子どもの頃、「大人」という存在はとても大きく見えました。ところが、いざ自分が大人になってみると、まったく大人になった気がしないものです。そこで本書では、「ビニール傘ではなく、きちんとした傘や折り畳み傘を使う」「贈り物をするときは、もらった人が誰かに話したくなるものを贈る」「旬の野菜や魚がわかる」といった40のエピソードと、120の具体的なアクションや事柄から年齢に見合った「大人らしさ」について述べていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
62
『自分の年齢くらい、大人になれていますか?』カッコイイと言われるためではなく、自分で自分を恥じる事なく認められるように・・・。筆者からの提案の数々。 自分が大切だと思えば、それはもう特別な言葉。 「いつも一緒にいるとね。またでいいか、今度でいいかと思うんだよ。でもね、今言おうと思ったことは今言わないと、もしかしたら次はないかもしれないよ。」 これをプレゼントされたなら、素敵な大人になれるわよ、そういって温かく見守られているような気持になると思う。2015/03/31
むっちゃん✿*:・゚
46
仕事の朱鷺に聞いているラジオの[reading tune]というコーナーで紹介されていた本。気になってその日の仕事帰りに購入。なかなか胸に刺さります(笑)痛いところを突かれた気分…。そうありたいと思いつつ、なかなか出来ないんだよね~と思いますが、出来そうなところからやってみようと思います♪2015/07/11
橘
33
またひとつ歳を重ねたので再読です。前回読んだ時よりも大人になれているかな…?と思いましたが、やっぱりまだまだでした。受け入れられないことは受け入れられないし、白黒はつけてしまいます。物は多いし。もう30代も半ば、これからどう生きていくか、考えます。目新しいことは書いてなくても、優しい語り口が好きです。2017/08/31
橘
26
とても良い本でした。わたしは歳を重ねているだけで、まだまだ大人になっていないなと痛感しました。どこかに甘えがあって、覚悟を持てていないな、と。優しい語り口で、大切な事が書かれていました。何度でも読み返したい一冊です。2015/12/19
ふ~@豆板醤
24
3。カフェで何となく手に取ってみる。。年相応になれてないなーと反省ばかりの日々なので..少しずつ落ち着いた大人に近づければなーと。頑張らねば!「人生を変えてくれるのは今ここにはいない誰かではなく、周りの人たちを大切にする、その気持ち」「また会いたくなる人になれていますか?」「心を空っぽにする時間をつくる」2018/03/05