真田幸村と後藤又兵衛

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真田幸村と後藤又兵衛

  • 著者名:高橋直樹
  • 価格 ¥699(本体¥636)
  • PHP研究所(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569762517

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内容説明

大坂の陣から四〇〇年――誰も見たことのない幸村と又兵衛が、ここにいる!五十男にして側近から若殿と呼ばれる真田幸村。京の都で遊女屋の用心棒ぐらしをする後藤又兵衛。慶長十九年(一六一四)、不遇をかこつ軍略家二人が、大坂城に入った。しかし決戦を前に、大坂城内は謎ばかり。又兵衛が警戒する真田家の不審な家臣・味岡、幸村の脳裏に蘇る長篠合戦の記憶、突如姿を現わした亡父・真田昌幸と瓜二つの老人、そして決戦前夜の、幸村と又兵衛二人の秘策……。戦国最後の戦いの行方はいかに?謎が謎を呼ぶ巧みな仕掛けでかつてない大坂の陣を展開させつつ、時代の巨大な奔流に抗った男たちの熱き魂を描いた、著者渾身の歴史長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

12
この二人、司馬作品でイメージが作られちゃった気がするなあ。知将・幸村と豪傑・又兵衛で、意見が食い違い対立し、連携が出来ずに散っていく。が、本作ではどこか相通じるところがあるところを描いており、負けの美学を堪能することが出来る。2015/01/22

星落秋風五丈原

10
2016年大河の主役である真田幸村と2014年大河の脇役(にしては何だあの大阪夏の陣での扱いは!)後藤又兵衛。敗色濃い豊臣方で、唯一気炎を吐いた武士二人の邂逅。二人ともいやになるほど自信家で、そして潔く散っていく。敗者の美学。真田太平記では一枚岩のように思われた昌幸・幸村親子だが、本編では幸村はコンプレックスを抱いていたように描かれている。2014/12/26

ナオ

0
人物描写が暗い作家さんという印象なんだけど、これはそうでもなかった。…ので前半まで。2018/08/31

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