内容説明
ナチュラルで自由気まま、誰にも媚びないけれど愛され上手。世界のあこがれ、パリジェンヌの掟とは? 必須のファッションアイテムは? 結婚や子育てのこだわりは? 必読本やオススメの店は? パリ育ちの女性四人が明かすパリジェンヌの素顔に誰もが恋する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
334
4人の女性たちによるリレー・エッセイ。彼女たちはいずれも、ENAやソルボンヌを卒業し、それぞれの分野の第1線で活躍している。タイトル通りにパリジェンヌを語っているのだが、実際のパリジェンヌがどんなものかではなく、かくありたい、いわばパリジェンヌの理想の姿を自由気ままに描いてゆく。構成が緊密ではないのだが、それは意識的にそうしているのだろう。結論的に言えば、パリジェンヌは仕事にも、恋にも、お付き合いにおいても、何ものにも支配されず、自分の価値観をしっかりと持った"個人"ということになりそうである。2022/07/09
ひろちゃん
46
日本人とは違った価値観、世界がそこにはあります。ファッション、ヘアー、メイク、食べ物、恋愛、全部新鮮!写真を見ながら憧れてました!細かく書かれてあるので、これを実践すればパリジェンヌ間違いなしです!2015/10/02
はるき
37
図書館から。豊富な写真と軽妙洒脱な文章で綴る、パリジェンヌの生体観察。とにかくお洒落で気分転換に最適です。いやはや、未知の世界です。2017/07/04
りりす
21
4人のパリジェンヌによる、パリジェンヌとは何かを多角的に語る本。内容は共感したりしなかったり気に食わなかったり笑えたりする。これが本当にパリジェンヌだって言うなら、パリジェンヌなんてセックスアンドザシティのニューヨーカーと大して変わらないかも。ただ、母親・妊娠出産・結婚のページだけは、日本の女の人達に読んで欲しい。この国では結婚した女の人は、妻で義理の娘で使用人になる事を求められるし、子供が出来れば母親という生き物になってしまうから。2015/08/28
re;
16
パリジェンヌに憧れたことはなかったが、憧れの女性像が限りなく<パリジェンヌ>だった!かっこええ!パリジェンヌ!ひとくくりにはできないがとにかく<自分の衝動に素直に生きる>そして起きた結果には責任を持つ。自分に必要なものがわかっていて、自分が女であることをわかっている。だから何って声高に叫ぶわけじゃなくて、きちんと自分を受け止めて生きている。そしてそのための努力を惜しまない。強さと脆さ、その両面が愛おしい。情けないところがかっこいい。孤独が好き、でもパーティも大好き!取り繕わない女に、私もなりたい!2022/07/19