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内容説明
「認知症+予備軍1000万人」時代に備える。暴力、無視、抵抗――。介護者泣かせの行動はなぜ起こるのか? 記憶障害や知的能力の低下だけではとらえきれない、患者の「心の変化」とは? 現役世代を襲う「若年性認知症」の背後にひそむ「脳の病変」とは? 早期発見を可能にする知識とは? 症状を理解し、介護の負担を軽くする新しい視点を、専門医がやさしく語る。(ブルーバックス・2014年11月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
16
#感想歌 社会脳仮説検証道半ば社会科学の成果未使用 認知症脳の機能の関係は「脳からみた認知症」参照2017/09/18
びすけっと
13
2014年11月刊。ここまで脳科学は進んでいるのかと驚きながら読み進めた一冊。認知症は苦悩が薄れ、早期認知症以外の罹患者の自殺は少ないとあり、幸せな側面があると感じました。けれども、失われる社会性があまりにも大きすぎます。どのような感覚感情がどの分野の脳が司っているのか、認知症の行動が科学的に分かればわずかでも理解が進むだろう。誰しも罹りうる認知症、早期発見や予防の手立て、意外に簡単かも。しかしそれが難しい現代社会・・・よし、まずは生活習慣の改善だ!2015/01/08
くまクマ
6
人との関わりの中での感情表現やコミュニケーションの取り方の大きな変化が、記憶障害だけにとらわれない認知症判断の新しい見方だと理解しました。2015/07/19
ぁー
3
なんで認知症になったら、こんなことをするの?と、思う人にオススメの一冊。あなたの知りたい『なぜ』が書いてある。対処法とかも載っているが、『なぜ』が知りたい人は、是非一読を。ただ、『なぜ』がわかっていても、身内なら許せないこともある。だけど、『なぜ』がわかっていることは、武器であるとも思う。2021/03/14
nekosogi
3
認知症の根本的改善の決め手はないけど、運動療法で多少の改善が見込めるというのはいいことだと思った。来たる将来に向けて自分ももっと運動しよう。2016/10/04