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内容説明
地域や国によって,なぜ所得や生活水準に大きな格差があるのか?また,国際的な通貨問題や金融危機にはどのような背景があるのか?これら従来の国民経済の枠組みでは捉えきれないグローバルな問題が形成されてきた,14世紀半ばから現代までの歴史を,グローバル・ヒストリーという視角から描きだす.画期的入門書.
目次
目 次
プロローグ──グローバル・ヒストリーのなかのアジア
第Ⅰ部 アジアの時代──一八世紀までの世界
第一章 アジア域内交易と大航海時代
第二章 近世東アジアの国際環境──中国と日本
第三章 インドの植民地化とイギリス
第Ⅱ部 ヨーロッパの時代──「長期の一九世紀」
第四章 「産業革命」から「パクス・ブリタニカ」へ
第五章 アジアの近代化──中国・日本・タイ
第六章 アジア経済のモノカルチャー化と再編
第Ⅲ部 資本主義と社会主義の時代──「短期の二〇世紀」
第七章 両大戦間期の世界経済とアジア
第八章 戦後世界経済の再建と動揺
エピローグ──ふたたびアジアの時代へ
あとがき
重要語
主要参考文献