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内容説明
領土・民族・資源紛争、金融危機、テロ、感染症……。これから確実にやってくるサバイバルの時代を生き抜くためのインテリジェンスを伝授する1冊! 「イスラム国の正体」「分裂する中国」から「岐路に立つ日本」まで、宗教、民族、歴史から読み解く対談集。
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行雲斎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
409
国際社会を俯瞰して見た1冊。池上さんと佐藤優の2者が世界を語るというファンにとってはとてもうれしい話。日本が確かに変なことをしてるように見えるし、イスラム、アメリカ、朝鮮中国などなど知らなかった話も多く出ていてよかった。二人共詳しいなぁと改めて気付かされた。佐藤氏が池上さんに解説すると思っていたが逆に池上さんが解説する場面もありどちらも博覧強記だなと感じた。2015/01/13
ehirano1
232
どうやら「大世界史」の前にこちらを読むべきだったようですが、特に問題なし。大世界史同様に腹いっぱい勉強させていただきました。満足です。良い意味で要再読!2017/10/15
hiro
157
『新・戦争論』という書名をみるとどんな本だと思うが、副書名の『僕らのインテリジェンスの磨き方』をみると、この池上さんと佐藤さんの対談の内容がみえてくる。ベルリンの壁が崩れて、単純に戦争はなくなると思っていたが、戦争がなくならない理由がこの本を読んで良くわかる。ウクライナ、スコットランド、イスラム国、エボラ出血熱という今年のホットな話題だけでなく、今の欧州、中東、朝鮮、中国など世界の問題がわかる。600億円も使って、必要でない選挙をやっている日本の政治のズレに、インテリジェンスを磨く必要性がみえてくる。2014/12/07
Nobu A
142
「希望の資本論」に続き、池上彰・佐藤優対談本2冊目読了。14年初版。著書を一瞥すると10冊以上の対談本がある。二人は余程気が合うんだろうな。前著では10歳下の佐藤優が主導権を握りっぱなしだったが、本著はややバランス良く話が進展している。このくらい噛み合いながらお互いが足りない点を補う方が読み易い。読了後の雑感。結局、人間は愚かな戦争を繰り返すのだろうな。本著を読むと、今のロシアのウクライナ侵攻も理解が深まる。池上彰のテレビを見ないと言う発言が面白い。やはり情報は活字から。ただ「クロ現」のような特番は有益。2022/08/24
サトシ@朝練ファイト
87
これも中々いいなあ。繰り返し読みたい本です。2014/12/21