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内容説明
世界が注目する日の丸プロジェクト、その全貌を徹底解説。プロジェクトマネージャー國中均教授はじめ研究者たちが語る開発秘話、驚きのエピソード満載。目指すは太陽系と生命の起源を解く鍵を握るC型小惑星「1999 JU3」。地球から3億キロメートル離れた小惑星へ、往復6年にわたる宇宙の旅が始まる。「はやぶさ2」はいかに進化したのか、ベストセラー『小惑星探査機はやぶさの大冒険』著者渾身の科学ドキュメント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
56
はやぶさプロジェクト、およびはやぶさ2プロジェクトに関与されている実担当の方々とのインタビューの内容が纏められてあり参考となりました。後から振り返ると笑い話/思い出話になってるかもしれないものも当時実際に担当されている人達のプレッシャー、困難な中を超えねばならない状況は身震いするとともに尊敬の念が耐えません。2020/08/02
kaizen@名古屋de朝活読書会
29
#感想歌 UFOじゃないはやぶさのカプセルだヒートシールドサンプルキャッチャー 衛星の運動邪魔する引力と光圧力素直じゃないぞ 正確な測定邪魔する誤差遅れ電波地球の回転どってん 行方不明イオンエンジン中和器と酢ラスタクロス運転成功2017/09/10
かいゆう
29
始めの100頁ほどは「はやぶさ」のカプセルの話。はやぶさ本体の旅は、本でも映画でも話題となったが、そう言えばカプセルの中身の微粒子は何だったのか、知らないままだったから、これは嬉しい内容でした。著者が一人でまとめたものではなく、開発担当者との対談形式なので、はやぶさでの失敗を2では確実なものとするぞ!という思いや、ネジ一つ外すことの難しさなど、現場の努力や大変さがよく伝わってきました。楽しみなのは、小惑星にインパクタでクレーターを作るときの写真。地球スイングバイの時には、いってらっしゃいと手を振りたいな。2015/09/16
のぶのぶ
18
はやぶさ2の組み立てている様子を宇宙少年団の旅行で相模原で見ているので、打ち上げには感慨深いものがありました。見てきたものが宇宙を飛んでいるのですね♪「1つの失敗は100の進化をもたらす」、はやぶさ2は、爆弾を積んで航海をしている。インパクタ、クレーターを作ってのサンプルリターン、是非、成功して欲しい!!それにしても予算、何ともならないのか!!はやぶさの運用をしながら2の準備をしていたことが分かりました。1号機の苦労がいかされそうです。頑張れ!!はやぶさ2!!2014/12/06
himawa
10
「はやぶさの大冒険」から読んでるけど、帰還した時の感動は凄くうらやましいです。イトカワの砂の解析結果が震災で取り上げられなかったとは知りませんでした。かわらない情熱ではやぶさ2を描いていただいて。でも國中PMは交代なんですね。びっくりです。今のところ順調なんですね〜応援していきます(^o^)/2015/04/25