内容説明
英語より先に歌舞伎を学べ!
「一年に一回、嫌々でも三十代から観ておけば六十代になったとき、若かったころの自分に感謝することであろう」――。
ビジネスに必須の教養として、生涯の趣味として。日本マイクロソフトの元社長で博覧強記として知られる著者が、「歌舞伎の効能」を情熱的に説く一冊。
■目次
第一章 忙しい現代人には歌舞伎が必要である
第二章 知らないと恥ずかしい歌舞伎の常識
第三章 教養として押さえておきたい演目一二
第四章 歌舞伎見学をスマートに楽しむ
第五章 ビジネスに歌舞伎を役立てる
付録 より深く歌舞伎を味わうためのブックガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
177
歌舞伎に興味をもった。年末の南座とかにも行ってみたいな。しかし著者の豪快な成毛節が近作では鳴りを潜めてるような気がした。普通の解説本な印象。確かに例えとかわかりやすさはあったが、やらない奴は猿同然みたいな代表作と比べると・・・。2014/11/21
ハッシー
90
★★★★☆ もっと早く読んでおけば良かった!これまで歌舞伎を観る機会に恵まれなかったが、この本を読むと、心理的なハードルは下がり、興味が湧き、行きなくなる。チケットを調べてみると、当月の公演でも時間によっては空席があることが分かったので、行ってみたい。確かに日本人として歌舞伎ぐらい観ておかないといけないと反省。本書は、歌舞伎にまったく縁がなかった人には最適な本と思う。2019/05/15
マエダ
89
歌舞伎を見ることは頭になかったが、これを機に歌舞伎に足を運んでみようかと思う。2016/09/08
T2y@
35
数冊読んで来た歌舞伎ガイドの中で一番判り易い。 演目説明や、興行名の意味など、今さら聞けない基本情報をかなり理解。 ビジネスマン向けか? はさて置き、まわりに歌舞伎を教えてくれる『おとな』が居ない初級者には大変ありがたい。 “歌舞伎の本質は、変わらないこと” 故に、観る側の成長も感じられる。自分が歌舞伎に惹かれた理由はここにあるのだと気付いた部分も。2014/11/27
佐島楓
34
脈々と受け継がれてきた文化には、必ずその理由がある。歌舞伎には、日本人の根本が残っている。だから、面白い。歌舞伎の入門書としての視点がとてもよく、愛を感じる一冊でした。2015/01/07




