グッチの戦略―名門を3度よみがえらせた驚異のブランドイノベーション

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グッチの戦略―名門を3度よみがえらせた驚異のブランドイノベーション

  • ISBN:9784492502587

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内容説明

イタリア最強のラグジュアリーブランドは、なぜ3度もの危機を乗り越えられたのか!?
花の都フィレンツェへの地元密着経営、世界中を魅了するアルチザンの技、常に新鮮な“変わり続ける老舗”の本質をとらえる。

ジャッキー、バンブー、ホースビット、フローラ……
一目でグッチとわかるアイコンの数々が生まれた理由、そして、それをさらに進化させ続けてきたブランドマネジメントとブランドイノベーションに迫るグッチ分析の決定版!

【主な内容】
プロローグ

第1章 グッチのブランドマネジメントとイノベーション
 第1節 ブランド戦略のポイント
 第2節 現在までのグッチと周りをとりまく環境
 第3節 ブランドマネジメント
 第4節 イノベーションによる価値創造
 第5節 ブランドマネジメントとイノベーションに関するまとめ

第2章 グッチ・グループの形成
 第1節 ハンドバッグ戦争:LVMHによるグッチ買収を巡る攻防
 コラム:三つの戦略の区別
 第2節 マルチ・ラグジュアリー・ブランド構想の実現
 第3節 ロバート・ポレットの時代:2004年5月~2011年2月
 第4節 ジャンニーニが選ばれた理由

第3章 グッチ家のファミリービジネス
 第1節 品質を追い求めたグッチオ・グッチ
 第2節 市場を追い求めたアルド・グッチ
 第3節 権限を追い求めたロドルフォ・グッチ
 第4節 名声を追い求めたパオロ・グッチ
 第5節 改革を追い求めたマウリツィオ・グッチ

第4章 トム・フォード × ドメニコ・デ・ソーレ
 第1節 フォード×デ・ソーレ体制の幕開け
 第2節 ファッションのグッチとフォード
 第3節 プラダ、LVMHの脅威、PPRの登場、YSLを傘下に
 第4節 フォード×デ・ソーレ体制の終わりとその後

付録1 グッチCEOパトリツィオ・ディ・マルコ氏へのメールインタビュー
付録2 グッチ本社取材記
付録3 グッチミュゼオ訪問記

おわりに
グッチの年表
編著者・執筆者紹介

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

8
一流の職人を長期に保有し材料や品質の向上に日々、研究開発を進め手作りの質を継承して行く為に町工場を若手の修行の場として技術支援や投資を行い一流の職人を自社に迎え入れ町工場と自社工場で協力して製品を作り上げる。デザイナーと経営マネジメントを融合しブランドの過去のイメージを破壊し新たなコンセプトでブランド価値で顧客を創造して行く。マーケティングとデザイナーの意思の疎通が過去を壊し新たなブランド価値を作ることで高利益率を維持し、顧客創造出来る凄い2014/12/01

Koki Miyachi

2
GUCCIという世界的なブランドの誕生から盛衰まで。多面的に深く私の好奇心を刺激してくれた。GUCCIのブランドとしての凄みが、筆者の徹底した取材に基づいたテンポが良い文章でストレートに伝わってくる。2020/02/20

ryo_naka

0
読み物としてはそんなに面白くはなかった。残念。2023/11/11

あか

0
グッチの戦略と歴史を解説した本。ただグッチが具体的にどのようにして危機を乗り越えることができたのかは理解できなかった。あくまで事実が書かれているだけで、あまり再現性はないレベルの内容が記載されていると感じた。グッチを知りたい場合はいいかもしれないが、ブランドマネジメントを知りたい場合は微妙だった。2022/03/16

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