ハーレクイン<br> 八年の空白

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ハーレクイン
八年の空白

  • ISBN:9784596902825

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内容説明

早すぎる結婚がすべての過ちだったのかもしれない。夫は幼な妻のケイトにはばからず浮気を繰り返した。結婚したのは土地がほしかったからで、愛など元よりないというのだ。君は女としての魅力に欠け、夫婦生活をする気にもなれないと。愛を知らず、女としても未熟なまま2年ほど経ったとき、夫が連れてきたドミニクに、ケイトは強烈に心を奪われてしまう。けれど、それを見抜いたドミニクにふしだらな女と誤解され、生まれて初めて感じたときめきは残酷なまでに砕かれた。その後夫は亡くなり、ひっそりと暮らしていたケイトに、思いがけない再会が……いまだ彼女を蔑む、ドミニクだった。■偉大な作家ペニー・ジョーダンの名作を、ハーレクイン・ロマンスの
黎明期を支えた翻訳家、小林町子が訳した1988年のベストセラーです。
今日のハーレクインで活躍する後進の翻訳者も数多く育てた名訳者が贈る、珠玉のロマンスと愛の言葉を、どうぞご堪能ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キッチンタイマー

6
すごく昔繰り返して読んだ作品。もうずっと読んでないのにここで親友がこういう、なんて事まで思い出し、またウルウルするんだよね。自己不信のカタマリのヒロインが固く閉じた自分のかべを少しずつ出ては隠れる物語。原因のヒーローも辛抱強く待つわけでもなくて結構暴れてる。ハーレの醍醐味満載な物語。2014/10/31

ぽこ

2
元夫との悲惨な結婚生活のせいで、自信喪失してしまっているかわいそうなヒロイン。ヒーローは夫の友達で、夫が生きていたころ彼に言い寄り拒絶されたことから、ヒロインにはそれがまたトラウマになってしまっている。ヒーローがヒロインのことを、ふしだらな女だと誤解して責めるのが気の毒だった。2015/06/17

サティーシャ

1
若さと環境で夫の友人を誘惑し拒絶され自信喪失しているヒロインと、未亡人になり再会したヒロインを誤解して責めるヒーロー。私には出だしで引っかかり、ちょっと受け入れがたかった。2016/01/01

やまと

1
ヒロインに酷い暴言を吐くのは、頂けないけど、いくら理由があったとしても、人妻だったヒロインをヒーローが拒むのは仕方なかったのでは? ヒーローは、最終的には謝罪もして、ヒロインを守ろうとしたので許せたかな。 あと、珍しく、ヒロインを援護してくれるる親友がいたのが、新鮮だった。 2015/11/11

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