内容説明
宮廷を追われ、辺境の司令官にされてしまった皇姫アルティーナ。そんな彼女が皇帝を目指すために必要としたのは叡智だった。覇剣の皇姫が、読書狂の軍師を知った最初の物語――『~前夜~』。亡き兄皇子の身代わりとして生きる妹フェリシア。彼女を救う運命の騎士とは――『銀の皇女オーギュスト』。第三皇子バスティアンと、女王の座を奪われたエリーゼの新たなる旅立ちを書き下ろし――『明星の誓い』。大人気覇道戦記ファンタジー小綺譚、登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
40
宮廷を追われ辺境司令官に任命された皇姫アルティーナとレジスが出会う前のそれぞれの物語、亡くなった兄の第一王子オーギュストの身代わりを演じる妹フェリシアと宝剣・護帝護国ノ七の持ち主であるエディの出会いと、前日譚をまとめた短篇集なのかと思ったんですが、最後に収録されていた『明星の誓い』は女王の座を奪われたエリーゼとバスティアンのその後を描いていて、今後のハイブリタニアのお話に向けた布石となりそうです。レジスは相変わらずでしたが(苦笑)、これまでを踏まえて物語の奥行きを与えるという意味でいい構成だと思いました。2014/10/30
まりも
35
アルティーナがレジスを知るきっかけとなった前日譚、第一王子オーギュストの身代わりを演じる妹フェリシアと護帝護国ノ七の持ち主エディの出会いの話、バスティアンとエリーゼのその後と本編の前後を埋める短編集。バスティアンとエリーゼがどうなったのか気になっていたので最後の話は嬉しかった。今後彼らがどのようにして本編に絡んでくるのか気になりますね。普段とは違う人物の視点で進むので非常に面白かったです。2014/11/02
Bellzerica
28
フェリシアの高すぎるヒロイン力に惚れちゃいました。 後はやっぱりバスティエンxエリーゼですね。4巻がこのシリーズでもっとも面白かったと思っていたので続きが読めて嬉しいです。 展開からしてバスティエンとエリーゼは帝都に向かうことが濃厚になりそうですが、兄弟たちとの再開はあるのでしょうか。 エリーゼとフェリシア バスティエンとエディ などこれまでには見られなかったシーンなども8巻以降見てみたいものですね。2014/11/01
ナカショー
27
アルティーナとレジスが出会う前を描いた前日譚。フェリシアとエディがであった時の話を描いた話とそして、バスティアンとエリーゼのその後の話を纏めた短編集。どの話もそれぞれのキャラらしさが出ててとても良かったです。人悶着を経てベルガリア帝国に戻ったバスティアンとエリーゼが今後どの様に絡んで行くのか今からとても楽しみです。2016/10/21
アウル
27
短編集。アルティーナがレジスを知る切っ掛けとなった前日譚。エディがフェリシアに使える切っ掛けとなった話。バスティアンとエリーゼのその後の話。ロランドとの出会いと別れを経て帝国へ戻ってくるバスティアンとエリーゼがどのような影響を及ぼすのか非常に気になる所。2014/11/02
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