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内容説明
「役割」「選択肢」「条件」「関係性」=アンラーニングの4つの型、
吸収能力(absorptive capacity)、粘着する知識(sticky knowledge)、
ソーシャルサイド・クリエイティビティ、ユーザーイノベーション、
ダイバーシティの罠……
固定観念をリセットし、考え抜く力を身をつける
「コア事業への集中と選択が必要だ……」
「ダイバーシティは高めるべきだ……」
「ベストプラクティスは万能だ……」
その通説は本当に正しいのか?
アンラーニングによって、「固定観念=思い込み」をリセットできると、
問題の解決策に辿り着くための「思考持久力=考え抜く力」が高まります。
【主な内容】
第1章 「経営学は役に立たない」と言われている
第2章 なぜ「経営学は役に立たない」と言われるのか
第3章 経営学は役に立つ
第4章 経営学による「役割」のアンラーニング:吸収能力(absorptive capacity)とは何か
第5章 経営学による「選択肢」のアンラーニング:粘着する知識(sticky knowledge)とは何か
第6章 経営学による「条件」のアンラーニング:ソーシャルサイド・クリエイティビティ(social side of creativity)とは何か
第7章 経営学による「関係性」のアンラーニング:多角化(diversification)は業績を悪化させるか
第8章 経営学は使い方次第
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
3
【ふむふむ】前職のコンサルタントによる一冊。経営学が飾りで終わらずに実戦で使われるようになってほしいという、著者の思いが伝わってくる。経験則に基づく決め打ちの施策を「経営持論」と呼び、いわゆる経営学との違い、それぞれの長所と限界をフェアに論じている。経営学の「使える部分」と「使い方」については納得・同意した。イノベーションにおける組織の吸収能力の向上や、ダイバーシティが組織の摩擦を増やすといった最新の経営理論の紹介には「なるほど」と。(Kindle)2014/12/29
Ryota
2
経営学は机上の空論で、現実には役立たないのか?という問いにノーと答えている本。経営学には、こんな使い方もあったのか!と本書を読んで考えが整理された。筆者によれば、経営学を学ぶことで個人のなかにある固定概念をリセットし、多面的に物事を考えることができるという。例えば、ぱっと見ると、たいしたことがない技術があるときに、普通であれば無視する。しかし、クリステンセンのイノベーションのジレンマを理解しておけば、これが破壊的技術になるかもしれないと考えることができる。経営学に興味がある人は読んでみると良いかも。2014/12/10
MBs ゆーと
0
筆者の経営学に対する立ち位置を明確に示している本。学問とは、考え方の選択肢を増やしてくれるものなのだということを意識させてくれる2017/12/13
凸凹
0
経営学の論理は、新規事業をするときに、実務家が経験的に得た経営持論という固定観念をリセットするのに役立つ。そのためには、「役割」「選択肢」「条件」「関係性」というアンラーニングの型と、それに対応する経営学の論理を理解し意識していることが重要。2015/01/18
Toropi
0
アンラーニングによって固定概念をリセットして思考持久力を高めて問題解決するがテーマの本。主人公はある会社の社内エリートと「あいつ」である。 あいつに任せればいつも上手くいく。あいつが具体的に何をどうやって上手くいくのかよくわからない。クリエイティブなアイディア出しに経営陣や上位者から選ばれるのはあいつ。アイディア出しをする新しい局面にあいつに頼ってよいのだろうか。社内でもポジションが中枢から近いので、低いクリエイティビティしか発揮されない事が示唆される。アイディア出しの打ち合わせを壊しているかもしれない。2024/04/23
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