現場論―「非凡な現場」をつくる論理と実践

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現場論―「非凡な現場」をつくる論理と実践

  • 著者名:遠藤功【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 東洋経済新報社(2014/10発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492557532

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内容説明

33刷15万部のベストセラー&ロングセラー『現場力を鍛える』の衝撃から10年。
その後の全エッセンスが詰まった10年間の集大成、遂に発売!

【1】「現場」と「現場力」の正体を突き止める
●現場には「3つのレベル」がある────「非凡な現場」「平凡な現場」「平凡以下の現場」
●現場力は「3つのプロセス」で進化する─────「保つ能力」→「よりよくする能力」→「新しいものを生み出す能力」
●現場は「天使」にもなれば「悪魔」にもなる─────だから「理」と「情」のマネジメントが必要

【2】「非凡な現場」の実践例をわかりやすく解説!
●デンソー、ヤマト運輸、良品計画など「6つのケース」を徹底解説!────「非凡な現場」はここが違った!
●マザーハウス、コープさっぽろなど「15のミニ事例」も満載!────マネできるヒントがここに!
●「第I部・第II部エッセンス」のまとめ付きで、大事なポイントが一目でわかる!

本書を読めば、どの現場も必ず強くなる。
現場に関わるすべての人に、必ず役に立つ。

全ビジネスパーソンの知りたいすべてが、この1冊に凝縮。
渾身の書き下ろしで、『現場力を鍛える』『見える化』に続く「新たな代表作」が遂に誕生!

【主な内容】
<第I部 現場と現場力の「正体」を突き止める【論理編】>
第1章 現場とは何か 
第2章 競争戦略論と組織能力
第3章 現場力とは何か
第4章 「非凡な現場」をつくる 
第5章 「合理的な必然性」とは何か
 

<第II部 「非凡な現場」をどのようにつくるか【実践編】>
第6章 現場力を進化させる道筋 
第7章 「合理的な仕組み」とは何か
第8章 ナレッジワーカーを育てる 
第9章 経営者の役割

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

修一朗

88
マネジメントの監査を仕事してます。国内内の事業所に行ってはこの本と同じように「改善活動してますか」「ビジョンを制定してますか」なんてやってます。安全や品質も大事だけれども,現場力の向上とそれを具現化するための組織文化は最も難しいテーマだ。現場力アップのため改善を切り口に人を育てること。人を育てるにはトップの覚悟と時間と仕掛ける仕組みが肝。これがとても大変。成功の事例がたくさん紹介されている。いずれもうまくいくのには理由があるのだ。頭の整理に使わせてもらいました。2024/07/27

壱萬参仟縁

25
現場を経営の基軸に置くことが大事だ(040頁)。現場のマネジメント:経営という視点で現場を位置づけ、活かし、実践すること(065頁)。創造は自由からしか生まれない(110頁)。ナレッジワーカー:知識により付加価値を生み出し、知的生産物を創造する労働者(124頁)。著者の最大関心事は、知識創造ができる組織をいかにつくるか(126頁)。2015/11/24

nichepale

7
おそらく日本国内で働く日本人であれば、多くの人が思い描く現場のあり方について、これでもかと繰り返し繰り返し述べられている。目新しいことは特にないのだが、これだけ当たり前に認識されていることを、これだけのページ数に綴り直すことがすごい。1/4くらいのボリュームに収まる内容ではないかと思われる。現場を語る際の企業実例はとても興味深い。知っていることも多かったが、初めて知って感動する事例もあった。デンソーの1/Nの考え方はぜひ真似したい。削減するなら最低でも1/2などであり、数%刻みではならない。かっこいい。2023/10/25

S

6
現場の胆力をあげていく課題を抱えながら、現場でナレッジワーカー増やしていくにはどうするか?という視点で読み進めた。一足飛びにはいかない。最低でも10年かけ、現場・組織の体幹を鍛え上げていく。 ①ていねいに ②きめ細かく ③じっくりと2022/04/08

前田まさき|採用プロデューサー

6
いま自分は「現場」で何をなすべきか?を考えつつ。メーカー(デンソー)や流通(ヤマト運輸)等の現場を事例に、組織のあり方について語った本。以下、簡単なまとめ。●現場は、流動的で絶え間のない変化の中で何かが起きている「The Actual Place」●現場には「保つ能力」「よりよくする能力」「新しいものを生み出す能力」がある●現場の能力を引き出すには「合理的な必然性」と「合理的な仕組み」が必要。前者により、「何のために、何にこだわって活動すべきか」理解・納得が得られる。後者により、能力形成に必要な要素が整う2019/04/15

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