内容説明
親の残した多額の借金を背負い憂鬱な毎日を過ごす川岸優雅は、ふと迷い込んだ秘密屋で、大きく運命を変えていく。 裏切り、友情、家族の絆。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、意表をつくエブリスタ受賞作。
※本書は二〇一二年八月、E★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門受賞作「秘密屋」を改稿したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒダン
8
設定は面白いが、文章力は・・・。秘密を売り買いする、秘密屋としてのランク制度等面白くなりそうな予感のある序盤だった。本作は「E★エブリスタ電子書籍大賞」のミステリー部門受賞作として角川文庫に収録されることになったようだ。そういえば中公文庫も「C★NOVELS大賞」受賞作を文庫に加えてたなとか思った。出版社は色々工夫しているようだ。はっきり言って、よくうちの図書館が買ったもんだと思う。角川文庫というブランドがなければこの本と出会うことはなかっただろう。2015/08/25
シュナ
7
登場人物や設定は面白かったです。話しも良かったのですが、深さがないのか、これと言って印象に残る事や感想は出てこなかったです。ただ、文章が軽いので小説をあまり読まない方でも分かりやすく読みやすいかと思います。2014/11/24
ひょーご
5
「····」とか「!!?」とか、とにかく記号が多くて個人的には好きじゃない文章。設定は面白いけど一通り読んだだけではあまりしっくりこなかったのでいつか再読しようと思う。2014/11/15
めりた@かりた
5
結構面白くて一気に読んじゃったんだけど、最後がなぁ・・・。なんとなくお手軽すぎてちょっとガッカリだったかも。芝崎さんについて修行するとか、会長の子飼いになって修行するとか、そんな感じのほうが納得できたかも。最後のちょっと前くらいまでは結構面白かっただけに・・・ε-(。・д・。)フー2014/11/11
mek
4
アイディアはおもしろい…のではないかと思うのですが。文章がとっても軽いです。(携帯小説を読んでるような感覚なのかな…)電子書籍云々というのを知らずに読み始めたので、正直最後まで読むのがしんどかったです。2014/11/26
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