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内容説明
「デンキ街の本屋さん」の水あさとが描く、切ない制服時代の青春短編集。百合な表題作「屋上に咲く花」、デンキ街番外編「ウニメイトの王子様」、はじめての告白物語「二人だけの教室」など、甘酸っぱい珠玉短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
9
「デンキ街の本屋さん」の水あさとの短編集。しかしその代表作ではなく、個人的にはこれと次の「男子トイレで待ち合わせ」の表紙を見て水あさとには興味を持った次第。なのでこれが初読である。掲載された初出？を見ると、同人誌が多いのね。なかなか良い。こっちは甘酸っぱい方面の短編を集めたようで、とにかくニヤニヤ出来たたまらん。題材の目の付け所が上手いと思った。学校の中で一番切ないのは、実は生徒ではなく先生なのではないか、というので一編描いちゃったりする。絵も好きなので、これから水あさと追いかけていきたいと思った。2015/10/14
半熟タマゴ＠コミック
7
百合姫で読んだ「屋上に咲く花」がよかったので単行本も購入。腹ペコ会長さん可愛いよー。2014/11/09
わたー
6
★★★★☆水あさと先生の短編集。コミティアで頒布された同人誌を中心に、コメディよりもラブの方に重きを置いた作品集。甘酸っぱい。そして、先生が描く女の子の泣き顔が実にいい。2017/02/12
ゆず太
4
きれいな水あさと先生の描く一線を越えられない男女(お付き合い的な意味で)の和気藹々とした、それでも寂しさや切なさの混じり合った掛け合いが好きです。あと泣き顔ですよ、ただ泣くんじゃなくて感情が溢れて大粒の涙を零すって感じが凄く良いですね。商業誌でもこういう方向性の連載始まらないかなぁ。2014/10/29
半熟タマゴ＠コミック
3
再読。『屋上に咲く花』のシリアスになりそうな空気を打ち消すゆるさがやっぱり良い。2023/01/11
