- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「データ」はビッグデータ時代の新たな通貨となり、
企業や政府、個人などが持つデータを掛け合わせることで新たなサービスを生み出している。
地中深くの“油田”に蓄積されていたデータが一気に吹き出ることで何が起きようとしているのか。
保険、金融、不動産、食品、農業、エネルギー、医療、広告、防犯、街づくり、科学、選挙など、
あらゆる産業と公共分野で進行する驚異の「データ革命」をレポート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今野 富康
7
データを集められることと、それを活用することは別。この本では、保険への活用例が紹介されている。確かにビックデータを使って確率がはじき出せるといろいろな保険商品が開発できるだろうなあ。と、思いました。2017/01/29
Sanchai
6
このところビッグデータに関する本は何冊か読んできたが、実際誰がどんな分野でどんなことをやっているのかという事例をこれだけ集めて書かれている本は初めてで、非常に勉強になった。欧米や日本だけではなく、開発途上国での適用事例も載っているし。またオープンデータへの取組みについてもしっかり書かれていて、日本の取組みの遅れ、不十分さも指摘されている。自国で生成されるデータぐらい自国で活用できないと、欧米の企業にどんどん利用されてしまう。我が社の取組みの遅れも含め、強い危機感を覚える。2015/01/09
スプリント
5
ビックデータとその活用方法が紹介されていますが、それだけでなくデータを使いこなせなかったときのリスクやオープンデータの必要性と危険性など幅広く現在の状況を俯瞰的に知ることができます。2014/12/31
galoisbaobab
4
ビジネスを駆動するのはアイデアでソースコードじゃない。ソースコードは後から付いてくる。こんな現状が"プログラマ"の価値を貶めているのであるが、この現状を覆すにはソースコードが新しいアイデアを生むことを証明することである。これは相当難しいことではあるが数学への愛があればきっとできるんじゃないかな。2016/07/23
yyhhyy
2
欧米での政府及び民間のオープンデータ活用事例とG9による開示要請を紹介した本。世界のオープンデータを如何にサービス化するかは早い者勝ちとなっている状況すら知らなかった自分には為になる本だった。2014/12/14